「まとめサイト」の版間の差分

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→‎2015年: 1つはWP:RSとは言いがたい出典に基づく記述。もう1つは補足なので自動的に削除せざるを得ない。
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== 分類 ==
単なるリンク集程度のものから、言葉のまとめ、知識のまとめ、画像・動画・音声のまとめ、ニュースや主張のまとめなど多岐にわたり、日々新しい「まとめ」が多数出現している。網羅的というよりは集中的である。一方で「ゲーム速報」のようなブログでも人を集めそうなネタならゲーム情報以外に芸能ニュースや政治ネタを掲載する場合がある。「実は○○だった――」「報道されない――」 (しばしば2ちゃんねるで見られるスレッドタイトルを模倣した) 「[悲報]――」「――wwwwwwwww」等、普段の生活では共有されにくいものや刺激的なタイトルを付してアクセスを集める傾向がある。
=== キュレーション型 ===
運営事業者がメディアのインフラを用意し、利用者(消費者)がメディアを生成する[[Consumer_Generated_Media|CGM]]型のまとめサイト。ユーザーはログインして独自のまとめページを作成する。サイトの例としては[[NAVERまとめ]]、[[Togetter]]など。
 
最大手の[[NAVERまとめ]]は2013年時点で月間12億2800万[[ページビュー]]、[[ユニークユーザー]]数4100万をもつ<ref>[http://www.nikkei.com/article/DGXNASFK2903B_Z20C13A3000000/ 12億PVの「ネイバーまとめ」取り込む ヤフー提携]、[[日本経済新聞]]BPニュースセレクト 2013年3月29日</ref>。しばしば著作権を侵害したまとめが掲載され、問題を起こしている
 
<ref>[http://d.hatena.ne.jp/akane_neko/20150807/1438943279 NAVERまとめにぱくられたらやるべき対処] (2016年5月12日閲覧)
</ref>
<references />。
 
=== バイラルメディア ===
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=== まとめブログ ===
記事を手軽に作成できる[[ブログ]]形式のまとめサイト<ref>{{Cite web|author=[[産経新聞]]|date=2014年4月11日|url=http://sankei.jp.msn.com/entertainments/news/140411/ent14041108380010-n1.htm|title=2ちゃんねる転載禁止 揺れる「まとめサイト」の行方は(1/3ページ)|language=日本語 |accessdate=2014年4月17日}}</ref>。自由度が高く、動画埋め込みなども容易なことから様々なまとめサイトに使われる。中でも[[2ちゃんねる]]のまとめサイト(2chまとめ)は膨大な数が存在するが、2ちゃんねるのスレッドのレスを編集したものは「[[コピー・アンド・ペースト|コピペ]]ブログ」、その中でも[[成功報酬型広告|アフィリエイト広告]]を設置しているものは「アフィブログ」等と呼ばれる<ref>{{Harvtxt|清水|2014}}</ref>。どちらも揶揄的なニュアンスを有する。多くは「――速報」のようなブログ名となっている。これらまとめブログがアクセスを集める理由として、
*企業や公共施設では2ちゃんねるの閲覧は制限されていることが多いが、まとめブログは閲覧できること<ref>[http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/0802/14/news110.html 大企業の約8割、2ちゃんねるにアクセス制限]</ref>
*情報の一覧性の高さ<ref>{{Cite web|author=[[産経新聞]]|date=2014年4月11日|url=http://sankei.jp.msn.com/entertainments/news/140411/ent14041108380010-n3.htm|title=2ちゃんねる転載禁止 揺れる「まとめサイト」の行方は(3/3ページ)|language=日本語 |accessdate=2014年4月17日}}</ref><ref name="ITmedia">{{Cite web|author=[[ITmedia]]|coauthors=鷹木創|date=2006年6月1日|url=http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0606/01/news066.html|title=2ちゃんネタは誰のもの? スレ紹介ブログの閉鎖相次ぐ|language=日本語 |accessdate=2009年5月23日 }}</ref>
*扇情的で下世話な記事は知的水準に関係なく理解でき、かつ興味を惹くこと
*更新頻度が多く気軽に閲覧できるので暇つぶしになること
*ソーシャルメディア上でよく拡散されるので、多くの人の目に触れやすいこと
などが挙げられる。
 
一方でまとめブログには批判も多い。その理由として、
*安易な[[コピー・アンド・ペースト]]でコンテンツを生成し、取り上げることがらについて執筆運営は事実確認を全く行わない。また、URLなどが異なるブログにも関わらずほとんど同じ内容が同一ものブログが大量に作成検索結果に表示され、結果としてまとめブログ以外の情報ソースへの到達が困難になっていること
*取り上げることがらについて執筆者は事実確認を全く行わないのみならず、時には捏造すら行うこと
*恣意的な編集が可能で、読者をミスリードする例が後を絶たないこと<ref>{{Cite web|author=[[産経新聞]]|date=2014年4月11日|url=http://sankei.jp.msn.com/entertainments/news/140411/ent14041108380010-n2.htm|title=2ちゃんねる転載禁止 揺れる「まとめサイト」の行方は(2/3ページ)|language=日本語 |accessdate=2014年4月17日}}</ref>
*著作権法に定められた手続きを踏まないか軽視する傾向が強いこと。引用元を明記していなかったり、有料著作物や無断転載を禁じている媒体の著作物を転載したりして、トラブルになる例が多発していること
*煽り・叩き・デマ・捏造を主眼とした悪意のある転載でアクセス数を上げ、広告収入やアマゾンなどからのアフィリエイト収入を狙うサイトが存在すること<ref>{{Cite news |title=佐世保事件で誤報を信じた地元住民…まとめサイトの鵜呑みは危険 |url=http://www.tokyo-sports.co.jp/nonsec/social/298624/ |date=2014-08-08 |newspaper=東スポWeb |publisher=東京スポーツ新聞社 |accessdate=2014-08-13}}</ref>
*本来転載不可のものをソースロンダリングしてまで転載すること (例: 2ch.netへの書き込みを2ch.scをソースとしてブログへコピー)
*URLやブログ名などで商標を勝手に利用
*運営主体を秘匿にしているため責任の所在が不明確
*有名人・企業の不祥事には厳しいが、自らの著作権侵害などの行為は不問に付すこと
などが挙げられる
 
まとめブログにはlivedoor Blog (LINEが運営) やFC2ブログがよく利用される。独自ドメインであってもlivedoor Blogの場合が多い。
==== 批判の事例 ====
*『やらおん!』『オタク.com』などアニメ系まとめサイト