「朝鮮民主主義人民共和国の文法論」の版間の差分

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竹庵 (会話 | 投稿記録)
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==== 用言の文法範疇 ====
用言の[[文法|文法範疇]](文法カテゴリー)には叙法・待遇法・態・尊敬・時制の5つの範疇を認めている。態は北朝鮮では「{{lang|ko|상}}(相)」と呼ばれる。また時制は「{{lang|ko|[[시간]]}}(時間)」と呼ばれるが、これはロシア語の「время(時間・時制)」の翻訳と思われる。なお、[[相 (言語学)|相]](アスペクト)・回想({{lang|ko|-더라}},{{lang|ko|-ㅂ디다/-습디다}}など)は文法範疇と認めていない。また、用言の文法範疇は総合的な形式(synthetic form)の一部をなしているものに限られており、分析的な形式(analytic form)は用言のパラダイムに含めていないので文法範疇に組み入れられていない。
 
:'''1. 叙法'''