「平和条約」の版間の差分

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=== 日本の例 ===
日本国内では[[太平洋戦争]]終結後、連合国との[[日本国との平和条約|平和条約]]を結ぶ際に単独講和か全面講和かで論争となったが、この場合の単独講和とは、[[共産主義]]陣営を除く[[アメリカ合衆国|アメリカ]]などの[[自由主義]]陣営の国々とのみ講和条約を結ぶという「片面講和」あるいは「部分講和」ともいわれるもので、一方の全面講和も[[ソビエト連邦|ソ連]]や[[中華人民共和国|中国]]などの共産主義陣営を含む全ての国と講和条約を結ぶべきという主張であり、これらは[[冷戦]]下における対立構造の中での論争であって、上で述べた本来の単独講和ないし全面講和とは意味や主旨が異なる(詳細は「[[日本国との平和条約#単独講和と全面講和論]]」を参照)。そのため、ソビエト社会主義共和国連邦の[[継承国]]となった[[ロシア連邦]]とは、[[第二次世界大戦]]後、唯一かつ未だに平和条約が結ばれていない
 
== 関連項目 ==