削除された内容 追加された内容
FENDI1985 (会話 | 投稿記録)
編集の要約なし
1行目:
{{Otheruses|仏教の僧|その他の僧、僧侶|僧侶 (曖昧さ回避)}}
'''僧'''(そう)は[[三宝]]の1つで、本来は「仏教の'''[[波羅提木叉|戒律]]を守る'''、男性の[[出家|出家者]]である'''比丘'''、女性の出家者である'''比丘尼'''(びくに)の'''集団'''」である、「'''[[僧伽]]'''」(そうぎゃ、{{lang-翻字併記|sa-short|&#x0938;&#x0902;&#x0918;संघ|saṃgha|n|区=、}}, saṃgha, サンガ)のこと<ref>他の音写として「僧&#x4f49;」「僧企耶」などがあり、漢訳して「衆和合」「衆」と呼ぶ。</ref>。今日では、「僧伽に属する人々」の意である「[[僧侶]]」が転じて、個人を「僧」と呼ぶことが多いが、原義として、僧とは戒師により親しく'''[[具足戒]]([[波羅提木叉]])を授けられ、これを守る出家修行者たちの集団'''そのものを、集合的に指す<ref>「サンガとは、中国語で「衆」という意味である。「戒律を守る出家者([[比丘]])が一処に和合すること、これをサンガというのである。」原文:「[[僧伽]]、秦に衆という。多くの比丘、一処に和合する。これを僧伽となずく」(『''[[大智度論]]'' 』)</ref>。
 
古代インドでは、仏教に限らず、[[婆羅門]]以外の出家者・遊行者のことを、一般に「[[沙門]]」と呼ぶが、その中でもこの仏教の「僧伽」の正式な構成員は、男性であれば「'''[[比丘]]'''」(びく、「乞食」の意)、女性であれば「'''[[比丘尼]]'''」(びくに)と呼び表される。