「コミューター航空会社」の版間の差分

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== 概要 ==
[[File:Corporate5966.JPG|thumb|典型的な小型[[プロペラ機]]の座席配置図]]
もともとコミューター航空会社とは、[[1978年]]、アメリカで航空会社の撤退と参入に関するための規制が廃止されたことにより誕生したため、特に[[北アメリカ]]において発達してきた。日本では、大都市から離れた[[島]]の観光地(沖縄県の諸島など)を結ぶコミューター航空会社が多くある。また、ヨーロッパでは特には定義がなく、ただ短距離を結ぶ航空路線のことをコミューターと呼んでいる
 
ヨーロッパでは特には定義がなく、ただ短距離を結ぶ航空路線のことをコミューターと呼んでいる。
 
日本では、コミューター航空は、2000年2月までは「60席以下の飛行機での不定期航空輸送事業による二点間輸送」とされていたが<ref name="JALmame">{{cite web|url=https://www.jal.co.jp/entertainment/knowledge/agora37.html |title=コミューター航空ってどんなもの? - JAL - 航空豆知識 |publisher=[[日本航空]] |accessdate=2016-05-21}}</ref>、現在は「客席数が100席以下かつ最大離陸重量が50トン以下の航空機での定期的旅客輸送」を意味するとされる<ref>{{cite web|url=http://www.cab.mlit.go.jp/tcab/network/05.html |title=管内のコミューター航空路線 |publisher=[[国土交通省]]東京航空局 |accessdate=2016-05-21}}</ref>。大型ジェット機ほど出発準備に時間がかからない(30分程度)という利点だけでなく、特に山間部の多い日本では、道路や鉄道などの陸上の交通手段に比べると移動時間を大幅に短縮できるという利点がある<ref name="JALmame" />。これらの利点を活かし、コミューター路線は拡大傾向にある。また、大都市から離れた島(東京都の[[八丈島]]や沖縄県の諸島など)を結ぶコミューター航空会社も複数存在するが、これらは生活路線の一端という意味合いが比較的強い<ref>{{cite web|url=http://www.toshiseibi.metro.tokyo.jp/kanko/ksk/03-3.pdf |format=pdf |title=3 離島航空路線の維持・活性化 |publisher=[[東京都都市整備局]] |accessdate=2016-05-21}}</ref>。
 
== 航空機 ==
[[File:150322 Izumo Airport Izumo Shimane pref Japan05n.jpg|thumb|[[サーブ 340]]型機([[日本エアコミューター]])]]
{{See also|リージョナルジェット}}
コミューター航空会社の航空機は、{{要出典|範囲=一時期、最大重量や最大旅客数を細かく決めていたことがあった|date=2016年5月}}{{どこ|date=2016年5月}}が、{{要出典|範囲=現在はそのような法的定義はほとんどない|date=2016年5月}}{{どこ|date=2016年5月}}。一般的にコミューター航空会社の航空機は、運営費削減などの理由で小型輸送に適した[[リージョナルジェット]]や[[プロペラ機]]、[[ヘリコプター]]が多く用られる
 
日本における上記基準に合致する航空機としては、[[エンブラエル E-Jet#主要諸元|エンブラエル ERJ175]]、[[ボンバルディア CRJ#CRJ700|ボンバルディア CRJ700]]、[[デ・ハビランド・カナダ DHC-8#Q シリーズへの改良|DHC-8-Q400]]、[[サーブ 340]]、[[ATR 42#ATR 42-600|ATR 42-600]]、[[シコルスキー S-76]]などが挙げられる<ref>{{cite web|url=http://www.cab.mlit.go.jp/tcab/img/network/160401gaiyo.pdf |format=pdf |title=管内定期航空運送事業者の概要 |date=April 2016 |publisher=[[国土交通省]]東京航空局 |accessdate=2016-05-21}}</ref>。
 
== 子会社化 ==
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== 第三セクター ==
日本では長崎航空(現[[オリエンタルエアブリッジ]])、[[天草エアライン]]が[[第三セクター]]として設立された。
 
== 脚注 ==
{{脚注ヘルプ}}
{{Reflist}}
 
== 関連項目 ==