「脳腫瘍」の版間の差分

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=== 悪性腫瘍 ===
悪性腫瘍は現在のところ、<!-- 完治(CR; Complete recovery)を狙うことは困難であるため、 --><!-- グリオーマをとってもびまん性星細胞腫など治癒が見込める腫瘍はある -->いかに「人間として行動できる時間(Useful life もしくは [[クオリティ・オブ・ライフ|QOL]]; Quality of life)」を延ばすことができるかというのが治療における最大の焦点となっている。日本における具体的な治療の流れとしては、手術によりできる限り腫瘍を取り除いたあと、[[放射線治療]]、[[化学療法 (悪性腫瘍)|化学療法]]などの[[補助療法]]を併用し、再発した場合は再び切除を行うというものである。しかし、医学の発達にもかかわらず生命予後の改善は芳しくなく、特に悪性[[神経膠腫]]の場合は、いかなる手段を講じても、その平均[[平均余命|余命]]は1年程度に過ぎない<ref>悪性グリオーマを発症した脳外科医と、彼の妻による闘病記が残されている(岩田隆信『医者が末期がん患者になってわかったこと』、岩田隆信、岩田規子『続・医者が末期がん患者になってわかったこと』)。</ref>。再発と手術を繰り返し、最後には脳の半分がなくなってしまうケースも多々ある。日本国外では考え方や医療制度の関係もあって、悪性腫瘍という診断がついた時点で、積極的治療を断念するのが主流のようである。
 
== 脚注 ==