「腫瘍壊死因子」の版間の差分

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== 医学における応用 ==
=== 抗TNF製剤 ===
腫瘍壊死因子(TNF)は固形癌に対して壊死を生じさせる[[サイトカイン]]として発見されたが、後に[[炎症]]に関わる主要なサイトカインであることが判明した。当初、[[敗血症]]のサイトカインストームに対して抗TNF製剤が試みられたが効果はなく、1993年にはじめて[[関節リウマチ]]治療に有効であることが報告された。[[インフリキシマブ]]は関節リウマチ以外の[[乾癬性関節炎]]や強直性脊椎炎、[[ベーチェット病]](ぶどう膜炎のみ保険適応)、[[クローン病]]では単剤投与可能であるが、関節リウマチにおいては[[メトトレキサート]]との併用が有効性と関連があり義務化されている。[[エタネルセプト]]や[[アダリムマブ]]は併用の必要はないが併用時の方が効果は明らかに高い。関節リウマチの場合は4回目の投与で効果不充分ならば投与間隔が8週間ならば3mg/Kgkgから10mg/Kgkgまで増量可能であり、投与間隔が4週間ならば6mg/Kgkgまで増量が可能である。低疾患活動性をしばらく維持できれば治療を中止することが可能である。
 
== 脚注 ==