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テアニン (会話 | 投稿記録)
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===人間性の回復===
{{Main|人間性心理学}}
第三の勢力は、[[人間性心理学]]である。1960年代には、[[人間性心理学]]が、[[自己実現理論]]を提唱した[[アブラハム・マズロー]]らによって組織される。1942年に、[[カール・ロジャース]]が『カウンセリングと心理療法』を出版し、後に[[来談者中心療法]]と呼ばれ、さらに後期には人間中心アプローチと呼ばれることになる非指示的な理論を紹介した<ref name="事典ロジャース">{{Cite book|和書|author=浅井直樹|chapter=ロジャース『カウンセリングとサイコセラピィ』|title=精神医学文献事典|publisher=弘文堂|date=2003|isbn=978-4-335-65107-6|page=534}}</ref>。ロジャースは、集団に対応させた[[エンカウンターグループ]]も開発した<ref name="事典ロジャース"/>。アメリカの[[ビッグサー#ビッグサーの芸術家と大衆文化|ビッグサー]]のエサレン・インスティチュートを中心として、[[ニューエイジ]]などもくわわり、[[瞑想]]といった技法も研究されるようになった。[[ゲシュタルト療法]]は、エサレンを中心として発達した。
 
1969年には[[トランスパーソナル心理学]]会が、LSDによる神秘体験を研究していた[[スタニスラフ・グロフ]]と、上記人間性心理学のアブラハム・マズローによって設立される。[[瞑想]]などの伝統技法は第3世代の認知行動療法に影響した。
 
===行動から認知へ===