「生活水準」の版間の差分

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'''生活水準'''(せいかつすいじゅん、{{lang-en-short|Standard of living}})は、ある国や[[社会階層]]など、特定の社会集団の生活内容・生活状況の程度を総合的かつ量的に捕らえようとする指標・概念。
 
その[[国民]]や社会階層の[[平均所得]]によって購買されうる[[商品|財貨]]や[[サービス]]の量によって測定される場合と、より広く生活のその他の諸側面([[労働条件]]・[[雇用]]機会等の労働環境、[[社会保障]]や[[教育]]などの[[公共サービス]]、[[公害]]・[[治安]]などの生活環境等)を考慮して測定される場合がある。一般的には後者の測定は、文化的・歴史的諸条件により多分に心理的要素をも含んでしまうので、前者の測定に比べ困難である。
 
[[産業革命]]以前の世界の[[経済成長率]]は、ほぼゼロの状態で1500年以上も続いていたため、[[古代ローマ]]人と16世紀の[[イタリア人]][[イギリス人]]の生活水準はほとんど変わっていなかった<ref>伊藤元重 『はじめての経済学〈下〉』 日本経済新聞出版社〈日経文庫〉、2004年、25頁。</ref>。生活水準の研究は19世紀の[[ヨーロッパ]]によって始められ、とくに[[低所得者]]の生活研究に付随して発展した。
 
== 脚注 ==