「ジヒドロキシアセトンリン酸」の版間の差分

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[[カルビン回路]]では、ジヒドロキシアセトンリン酸は[[1,3-ビスホスホグリセリン酸]]が[[ニコチンアミドアデニンジヌクレオチドリン酸|NADPH]]により6度の還元を受けて生成する。[[セドヘプツロース-1,7-ビスリン酸]]や[[フルクトース-1,6-ビスリン酸]]の合成の原料となり、これらは[[リブロース-5-リン酸]]の合成に使われる。
 
ジヒドロキシアセトンリン酸は、[[グリセリン]]が解糖系に入る際の出発物質となるL-[[3-ホスホグリセリン酸]]の[[脱水素化]]によっても作られる。逆に、[[脂肪細胞]]では解糖系で作られたジヒドロキシアセトンリン酸が還元されてL-[[グリセロール3-リン酸]](G3P)が作られ、新しい[[トリグリセリド]]を作る原料となる。どちらの反応も、[[ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド|NAD]]<sup>+</sup>/NADHを[[補因子]]として、グリセロール-3-リン酸デヒドロゲナーゼにより触媒される。
 
==関連項目==