「シラウオ」の版間の差分
削除された内容 追加された内容
生息域 |
|||
37行目:
シロウオは他のハゼ類と違い、ほとんど仔魚のような形で成熟するが、シラウオは仔魚の形から変態し、他のサケ類と同じように鰭ができる。このことからシロウオは[[プロジェネシス]]、シラウオは[[ネオテニー]]といえるかもしれない([[幼形進化]]を参照)。
従来の説では、シラウオは[[春]]に[[川]]の
古来より沿岸域へ産卵に集まる頃の成魚が食用に漁獲され、早春の味覚として知られる。かつては全国で漁獲されたが、2016年現在
== 食材 ==
63行目:
; [[アリアケヒメシラウオ]] ''{{sname||Neosalanx reganius}}''
: 体長5cmほどのシラウオで、丸い頭部とずんぐりした体型をしており、シロウオに似ている。世界でも有明海に注ぐ[[筑後川]]と[[熊本県]]の[[緑川]]、緑川支流の浜戸川だけにしか分布しない。さらに2つの生息地で体長やひれの大きさなどに差があり、それぞれが独立した地域[[個体群]]と考えられている。川の下流域に生息するが、食用にされていないにもかかわらず個体数が減り続けている。減少の理由は[[筑後大堰]]などの河川改修や汚染などによる河川環境の変化と考えられている。
== 脚注 ==
{{脚注ヘルプ}}
{{Reflist}}
== 関連項目 ==
|