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=== 強制わいせつ事件 ===
しかし、選挙活動の際に運動員をしていた女子大学生から、「選挙運動中に下着の中に手をいれられた挙げ句に性器を触られ、当日性交をするために自分の所へ訪れよと命令された」として[[わいせつ#強制わいせつ罪|強制わいせつ]]容疑で[[大阪地方検察庁|大阪地検]]特捜部に[[告訴・告発|告訴]]され、また強制わいせつと[[セクシャルハラスメント|セクハラ]]行為で[[民事訴訟]]を起こされた。それに対して横山は「事実無根」と完全否定し、女子大学生を[[虚偽告訴の罪|虚偽告訴]]容疑で逆告訴した。[[上坂冬子]]や[[曾野綾子]]などの一部[[保守]]系文化人は女子大学生側に対し、「胡散臭い」「なぜその場で声をあげなかったのか」と批判した<ref>毎日新聞1999年11月7日掲載「時の風」</ref>。[[裁判]]開始後、横山は「公務の時間を奪われたくない」という理由で、答弁回避を選択。その一方、法廷外での[[記者会見]]や府議会では女子大学生を非難する発言を繰り返したことで批判を浴び、辞職を求めるデモも起きた。この渦中で、テレビレポーターの直撃を受け、「君たち!いつまで大阪府の知事を虐めたら気が済むんだ!!」と、カメラが回っているにも関わらず激高し、掴みかかる模様もニュース番組で流された。
 
[[1999年]]12月13日、[[大阪地方裁判所]]は、「原告が、風邪で高熱もあり容易に抵抗できなかった状況下で、被告により自己の腹部から足下を覆うように体に毛布を掛けられた上、約30分間にわたり、被告の右手をズボンや下着の中に差し入れられたり、指で陰部を直接弄ばれたというものであり、右行為態様は執拗かつ悪質である。また、わいせつ行為に及ぶ経過をみると、被告はわざわざ毛布1枚を持って車両を乗り換えるなどわいせつ行為の計画性も窺われるし、わいせつ行為後も、被告は、自らの行為を反省するどころか、原告に対して海外ブランド品を交付することにより事を解決しようとするなど、原告の人格を蔑視する態度を取っている」(カギ括弧内は判決文の引用)としてわいせつ行為を認定した他、横山の逆告訴や法廷外での発言を名誉毀損であると認定し、横山に女子大学生に対して1100万円(セクハラ訴訟としては過去最高額)の支払いを命じた。その後民事とは別に、12月21日には大阪地方検察庁特別捜査部から強制わいせつ罪で[[在宅起訴]]され、知事を辞職した。[[2000年]]3月に開かれた刑事裁判の[[公判]]では、現場に居合わせた[[運転手]]、[[セキュリティポリス|SP]]が証人として出廷を求められた。横山は一転して強制わいせつ罪の事実を認め、女子大学生に謝罪した。なお、在宅起訴時、横山は病院に入院し、心臓の[[手術]]を受けている。刑事裁判の間、次の大阪府知事候補予想として[[西川きよし]]と[[上岡龍太郎]]が挙がった。それに対し、西川はすぐに否定したが、上岡は各新聞媒体の記者に[[ギャグ]]で立候補の意思を表明するといった出来事があった。
 
=== 有罪判決・芸能界追放・芸能活動自粛 ===