「京阪神緩行線」の版間の差分

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2006年[[3月18日]]のダイヤ改正では、脱線事故を受けたいわゆる“ゆとりダイヤ”の導入で日中の西明石駅発着系統の半数が須磨駅発着に変更され、近江今津駅での夜間滞泊と大久保駅発着列車も廃止された。これによって日中の須磨駅 - 西明石駅間は1時間あたりの本数が8本から4本に削減された。2008年3月15日の改正では須磨駅発着の系統の半数が西明石駅発着に延長されて一度は1時間あたり6本に増発されたが、[[2010年]]3月13日の改正で再び1時間あたりの本数が4本に戻された。
 
JR京都線でも、2010年3月改正で高槻駅 - 京都駅間が日中1時間あたり4本から2本に削減、2011年3月12日からは、朝の1往復が吹田駅折り返しに変更された。[[2013年]]3月16日改正では日中の京都駅発着列車が土休日11時台・12時台にそれぞれ4本に増発されたが、平日の11時台から14時台および土休日の13時台と14時台の列車が廃止される<ref name="jrw20130316">{{PDFlink|[http://www.westjr.co.jp/press/article/items/121221_00_kinki.pdf 平成25年春ダイヤ改正について]}} - 西日本旅客鉄道近畿統括本部プレスリリース、2012年12月21日付、2012年12月24日閲覧。</ref>。また野洲駅発着列車が同改正で廃止された<ref name="tt201303" />。2016年3月26日改正では湖西線との直通<ref>夕方と夜間の西明石発近江舞子行き、朝ラッシュ時の堅田発西明石行き。その間合いで夜間から深夜に掛けての湖西線内の一部列車に京阪神緩行線車両の運用が存在していた(そのうちの一部は湖西線内を回送で運転)。</ref>が終了するが、逆に野洲駅発着列車が京都発最終<ref>0時34分発。JR西日本の京都 - 南草津駅間の駅設置の時刻表ではこの列車と朝ラッシュ時のピーク時に運転される草津直通の緩行線列車(この列車は草津到着後野洲に回送し、夕方ラッシュ時開始直前に野洲から京都まで回送され京都から緩行線の営業列車となる)の各1本、草津 - 守山駅間の駅設置の時刻表ではこの列車のみ女性専用車がある旨が記載されている。</ref>の琵琶湖線内のみの列車として復活<ref>復路は翌日早朝に野洲から京都まで回送で運転。</ref>するなど、福知山線脱線事故後は車両余裕の拡大と輸送力の適正化によって運行規模が縮小傾向となっている。
 
一方で新駅の開業が相次ぎ、2007年3月18日には[[西宮駅 (JR西日本)|西宮駅]](西ノ宮駅から改称) - 芦屋駅間に[[さくら夙川駅]]が、[[2008年]][[3月15日]]には[[山崎駅 (京都府)|山崎駅]] - 高槻駅間の[[島本駅]]と鷹取駅 - 須磨駅間の[[須磨海浜公園駅]]が、[[10月18日]]には西大路駅 - 向日町駅間に[[桂川駅 (京都府)|桂川駅]]がそれぞれ開業、[[2016年]][[3月26日]]には六甲道 - 灘駅間に[[摩耶駅]]が開業した。