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'''象皮病'''(ぞうひびょう)あるいは'''象皮症'''(ぞうひしょう)とは主として[[バンクロフト糸状虫]]などの[[ヒト]]を[[宿主]]とする[[リンパ管]]・[[リンパ節]]寄生性の[[フィラリア]]類が[[寄生]]することによる[[後遺症]]の一つ。
身体の[[末梢]]部の[[皮膚]]や[[皮下組織]]の[[結合組織]]が著しく増殖して硬化し、[[ゾウ]]の皮膚状の様相を呈するため、この名で呼ばれる。[[陰嚢]]、上腕、[[陰茎]]、[[外陰部]]、[[乳房]]などで発症しやすい。
▲[[画像:Elephantiasis.jpg|thumb|象皮病]]
== 概要 ==
{{国際化|section=1|date=2009年2月15日 (日) 12:17 (UTC)|領域=日本}}
[[ファイル:A man uses sticks and a sling to carry his enlarged scrotum Wellcome V0046635.jpg|thumb|[[葛飾北斎]]による象皮病患者が描かれた[[浮世絵]]。]]
フィラリアは[[線形動物門]](線虫類)に属する[[寄生虫]]で、今日の日本ではヒト寄生性のフィラリアがほぼ根絶されているため、[[イヌ]]寄生性のフィラリアの方が有名になっている。しかし、ヒト寄生性のフィラリアは[[江戸時代]]には全国的に分布し、重大視される感染症の一つであった。稀にイヌ寄生性のフィラリアも人体に感染することがあるが、これは[[心臓]]寄生性であり、象皮病は起こさない。
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== 関連項目 ==
*[[犬糸状虫症]]
== 外部リンク ==
*[http://www.amda.or.jp/contents/database/shindangaku/sanshuchou.html AMDA熱帯医学データベース]
{{Medical-stub}}▼
▲{{Commons|Category:elephantiasis}}
{{DEFAULTSORT:そうひひよう}}
▲{{Medical-stub}}
[[Category:寄生虫病]]
[[Category:熱帯病]]
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