「トーマス・クーン」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
編集の要約なし
12行目:
| death_date = {{死亡年月日と没年齢|1922|7|18|1996|6|17}}
| death_place = {{USA}}・[[ケンブリッジ (マサチューセッツ州)]]
| school_tradition = [[分析哲学]]<br />[[新科学哲学]]
| main_interests = [[科学史]]、[[科学哲学]]
| notable_ideas = [[パラダイム]]、[[科学革命]]<br />[[通約不可能性]]<br />通常科学、異常科学
| influences = [[イマヌエル・カント]]、[[アレクサンドル・コイレ]]、[[マイケル・ポランニー]]、[[ジョン・ヴァン・ヴレック]]、[[ガストン・バシュラール]]、[[ジャン・ピアジェ]]、[[バートランド・ラッセル]]、[[カール・ポパー]]、[[ノーウッド・ラッセル・ハンソン]]など、その他多数
| influenced = [[ポール・ファイヤアーベント]]、[[ラカトシュ・イムレ]]、[[フィリップ・キッチャー]]、[[リチャード・ローティ]]、その他後の[[科学哲学]]全般
26行目:
「'''トマス・クーン'''」と表記される場合もある。米国[[オハイオ州]][[シンシナティ|シンシナティ市]]の[[ドイツ系ユダヤ人]]([[ユダヤ系]])移民の家庭に生まれる(もともとの姓は''Cohen''という)。
 
[[ハーバード大学]]で[[物理学]]を専攻し、1943年に[[学士(理学)|Bachelor of Science(B.S.)]]、1946年に[[修士(理学)|Master of Science(M.S.)]]取得。そして、大学院在学中に[[科学史]]・[[科学哲学]]研究に転じ、1949年に科学史の研究で[[Doctor of Philosophy|Doctor of Philosophy(Ph.D.)]]を取得しているハーバード大学在学中は[[物理学者]]の[[ジョン・ヴァン・ヴレック]]の指導を受けた。大学院在学中に物理学史の講義を担当したことをきっかけに、[[科学史]]・[[科学哲学]]研究に転じている。そして、ハーバード大学で博士号を取得したのち、[[カリフォルニア大学バークレー校]]の[[教授]]となり、[[哲学部]]及び[[歴史学部]]の両方で、科学史と科学哲学を教えた。1964年からは[[プリンストン大学]]の[[教授]](科学史・科学哲学)を務め、1969年から1970年にはアメリカ合衆国の科学史学会会長、1979年からは[[マサチューセッツ工科大学]]の教授も務めている。そして1994年、肺癌と診断され、1996年に死亡した。
 
上述に加え、ハーバード大学(母校)や[[ボストン大学]]でも教鞭を執った経歴がある。