「山」の版間の差分

山の高さ([[高さ#地理|標高]])は、海面の延長である[[ジオイド]]からの距離とすることが一般的であり、これを[[高さ#地理|海抜]](かいばつ)と言う。[[地球]]上の最高峰(最も高い山)は[[ヒマラヤ山脈]]の[[エベレスト]](海抜8848m)とされているが、海抜以外の指標により最高峰を選ぶことも可能である。例えば、地球中心から見た最高峰は南米[[アンデス山脈]]の[[チンボラソ|チンボラソ山]](海抜6310m)である。地球は[[自転]]の遠心力により[[回転楕円体]]となっていて、[[赤道]]付近がふくらんでいる。そのため、赤道からわずか150kmにあるチンボラソ山は、エベレストより2150mも地球中心から見て高くなっている。[[ハワイ]]の[[マウナケア山]]も海抜では4205mだが、太平洋底から一気に9000mもせり上がっており、基盤部分からの標高では世界最高峰となっている。''([[七大陸最高峰]]も参照。)''
 
日本国内では、最高峰は[[富士山]](標高3776m)である。対して最も低い山は[[仙台市]]の[[日和山 (仙台市)|日和山]](標高3m)<ref>[http://www.yomiuri.co.jp/national/20140409-OYT1T50137.html 標高3メートル、日本一低い山に…天保山下回る:社会:読売新聞(YOMIURI ONLINE)]</ref>であるが、山の定義や地形学的分類により捉え方は様々であり、最も低い山の決定が難しい。
 
[[地球]]以外の天体では、ジオイドに相当する面からの距離を標高とする。ただし、地球以外の天体には海面がないので、天体ごとに恣意的に定義する。たとえば、火星でジオイドに相当するアレイドは、温度0.01[[℃]]で気圧610.5[[パスカル (単位)|パスカル]]となる面である。日本語では地球上、地球外共に「山」であるが、英語ではMonsといい、地球の山と区別される。