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Fusayoshi (会話 | 投稿記録)
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== 概要 ==
IMDbはそれぞれの作品に関して、出演俳優、監督、スタッフ、会社名(同名異人はI II IIIと番号がつけられるが、増えすぎで混合,混在している人物も多数)、あらすじといった基礎的なものから、登録者のレヴュー、作品内における小さな間違いや、[[サウンドトラック]]と銘打った音楽リスト(サントラ情報ではないが、サントラ情報を入れてしまう人がおり混乱したセクション)、[[画面アスペクト比]](最近はハイヴィジョン・テレビに合わせてフレームサイズや音声を変えてしまうので、当初のものかどうかはわからない情報が多い。特にサイレント期のフレームは1:1.33より狭い。英国の業者がサイズを変更してしまう近代の作品も多く、BBCで初ブルーレイ化したハイビジョン・サイズ『[[眺めのいい部屋]]』は、2016年発売のクライテリオン盤で監督と撮影監督のお墨付きでオリジナルの1:1.66サイズに戻された。[[ジョセフ・ロージー]]のStudioCanal盤『[[恋 (1970年の映画)|恋]]』はスタンダードをHD版にしてリリースしてファンを激怒さているが、それら事実を逐一記録できるが、別ヴァージョンといった詳細に記載するのことは可能のようだが、なにせ無償(有料で会員になっている人もいる)なので正しく様々な情報を登録するような強い意思のある暇な有志は少ない。
 
人名コード0000001は[[フレッド・アステア]]であり、0000002は[[ローレン・バコール]]である。作品コードの0000001は、[[ウィリアム・K・L・ディクソン]]監督の[[短編映画|短篇]][[サイレント映画]]『[[カルメンチータ (映画)|カルメンチータ]]』''[[:en:Carmencita (film)|Carmencita]]''([[エジソン製作所]]、1894年)である<ref>ディクソンが同年に制作した『[[ディクソン・エクスペリメンタル・サウンド・フィルム]]』(エジソン製作所)は世界初の音声つき映画として[[アメリカ国立フィルム登録簿]]に登録されている。</ref>。いずれも歴史上の最古の俳優、最古の作品ではなく、恣意的に決められている(登録順なので順番に意味はない)。
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短編を次々と登録する人物もおり、その場合はスコア音楽をサウンドトラック・リストに入れるべきクラシックやオペラの作曲家を考えなしにスコア作曲家に入れてしまい、同一人物が名前に(I) (II)と番号がついてしまこともある。世界のオーケストラ、合唱団といった団体名は英語名で登録してしまう傾向もあるが、本国の作品にクレジットされた通りに登録すれば、英語登録された作品に別名(as )で処理し直せるが、説得と手間は掛かる作業である。
 
また、[[ルキーノ・ヴィスコンティ]]の『[[地獄に堕ちた勇者ども]]』『[[ベニスに死す]]』、[[リリアーナ・カヴァーニ]]の『[[愛の嵐]]』、[[ベルナルド・ベルトルッチ]]の『[[ラストタンゴ・イン・パリ]]』といった英語作品をイタリア語吹替版タイトルで登録していたりもする。これらは説得しても頑なに訂正を拒否する作品の代表作である。[[ピエル・パオロ・パゾリーニ]]も『[[メディア]]』を英語で撮影しているが、主演[[マリア・カラス]]の英語版のみが本人の声だが、イタリア映画ということでイタリア版のクレジット情報が採用されている(日本公開もイタリア語吹替え版だったが、DVDの副音声で英語版も世界初収録できた。その後各国でも同様のことをし始めている)。[[マルコ・フェレーリ]]のような伊仏合作作品が多い場合は一番表現しずらいサイトともいえる。フランスでフランス人俳優をメインに撮影した作品はフランス語題が好ましいが、イタリア版で有名俳優に声優を起用している事が大半で、編集も変えている。やっかいなのが仏伊合作(仏独もある)で英語作品の場合はそれぞれが重要となるので、オリジナルとは?ということになる。
 
TV収録ものは製作国での初放送時のクレジットが、インターナショナル・リリース(特に英国)時に英語クレジットに差し替えて、原型が不明になることも多く、商品で誤った登録があってもそれを信じて書き込む傾向もあるため、真偽はあやしい作品が多い。特にR.M Associatesが絡む商品が顕著で、[[マルク・ミンコフスキ]]指揮による『[[プラテー]]』[[:fr:Platée|Platée]]は重要な役の歌手[[ヴァンサン・ル・テキシエ]] [http://www.vincentletexier.com/] がキャスト・リストに入っていないため、日本盤では混乱して無理やり追加したが、ヴァンサン・ル・テジエ([[:fr:Ludovic Tézier|Ludvic Tézier]]という歌手と混同している)と誤る弊害が起きている'''uncredited'''として入れることは可能だがフランス放映の原版にクレジットされていた場合はそうとは付記できない)。また同指揮者による『[[美しきエレーヌ]]』では役名を英語に直している他、出演者[[マリ=アンジュ・トドロヴィッチ]] [[:fr:Marie-Ange Todorovitch|Marie-Ange Todorovitch]]を'''Torodovitch'''としてクレジットした上、日本の業者がクレジットの誤りを指摘した際、それ否定し、訂正を拒否している(この場合はフランス本国の放送から英語クレジットで放送したので as 処理で登録できる)。その後、同社は破産している。