削除された内容 追加された内容
82行目:
それらの友好的買収の申し入れがYahoo!に拒絶された後、2008年2月1日にマイクロソフトは現金と株式の446億ドルで、Yahoo!側が求めてもいない買収を申し入れた<ref>{{Cite web |url=http://jp.techcrunch.com/2008/02/02/wow-microsoft-offers-446-billion-to-acquire-yahoo/ |title=おお! マイクロソフト、ヤフー(Yahoo)!買収に446億ドルを提示 | TechCrunch Japan |accessdate=2016-02-04}}</ref>。
 
数日後、Yahoo!は、[[ニューズ・コーポレーション]]との連携か<ref>{{Cite web |url=http://www.afpbb.com/articles/-/2350590 |title=米ヤフー、買収阻止めざし米メディア王と提携模索か 写真2枚 国際ニュース:AFPBB News|accessdate=2016-02-04}}</ref>、大手IT企業のGoogleの支援か<ref>{{Cite web |url=http://www.nextglobaljungle.com/2008/02/post_273.php |title=グーグル、ヤフーに対し「どんな支援でも行う」 – next global jungle|accessdate=2016-02-04}}</ref>、敵対的買収に乗り出すマイクロソフトとの合併の代案をいろいろ考えてみた上で、Yahoo!のブランド、使用者、投資金、および成長見通しを'''実質的に過小評価'''しているとして、Yahoo!は、2008年2月11日にマイクロソフトの申し出を拒否することを決めた。
 
2月22日、デトロイトの二つの年金企業の申し立てによると、好条件になるかもしれないマイクロソフトの買収提案に反対し、価値破壊的な第三者の取引を追求するということは、株主に対して義務に違反するとYahoo!と取締役会を訴えた<ref>{{Cite web |url=http://japan.cnet.com/news/biz/20368044/ |title=米ヤフー、マイクロソフトの買収提案めぐり株主から提訴される - CNET Japan|accessdate=2016-02-04}}</ref>。
89行目:
 
4月5日に、マイクロソフトのCEOである[[スティーブ・バルマー]]は、「もしも3週間の内にYahoo!が取引を受け入れなければ、マイクロソフトは、合併協議(敵対的買収)が進むことを期待して、新しい取締役を選出させるために直接株主に近づくだろう」と述べた。そして、Yahoo!の取締役会に結論を迫る書簡を送った<ref>{{Cite web |url=http://japan.cnet.com/news/biz/20370875/?tag=cleaf_relstory_manual |title=マイクロソフト、米ヤフー買収で最後通達--3週間以内の合意を迫る - CNET Japan|accessdate=2016-02-04}}</ref>。
4月7日のYahoo!の応答では、「Yahoo!としては合併を反対しないとの姿勢だったが、より良いオファーを望んでいた。また、マイクロソフトの'''積極的な'''アプローチは、Yahoo!との関係と'''友好的'''合併の可能性を悪化させた」と述べた。同日、Yahoo!は従来の446億ドルのオファーは受け入れられないと述べた。これに続いてYahoo!とAOLがマイクロソフトとの合併の代案として事業統合の交渉していると報道が出た。
 
2008年5月3日、マイクロソフトが買収を撤回した。Yahoo!は、スティーブ・バルマーとジェリー・ヤンの書簡の中のマイクロソフトの提示額「一株当たり33ドル」の申し出を高めるために、50億ドル多い「一株当たり37ドル」を要求していた<ref>{{Cite web |url=http://japan.cnet.com/news/biz/20372631/ |title=マイクロソフト、ヤフー買収を断念 - CNET Japan|accessdate=2016-02-04}}</ref>。
95行目:
2008年6月12日に、Yahoo!は、マイクロソフトとのすべての買収協議が終了したと声明を出した<ref>{{Cite web |url=http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0806/13/news015.html |title=Yahoo!とMSの買収協議、物別れに終わる――両社が発表 - ITmedia ニュース|accessdate=2016-04-30}}</ref>。また同日の午後、Yahoo!はGoogleと検索広告についての提携を発表した。しかし、4ヵ月後の11月5日に提携合意が解消されたことが発表された<ref>{{Cite web |url=http://business.nikkeibp.co.jp/article/world/20081111/176872/ |title=グーグルとヤフーの提携合意、まさかの解消:日経ビジネスオンライン|accessdate=2016-04-30}}</ref>。
 
Yahoo!の判断に納得のいかない億万長者の投資家、[[カール・アイカーン]]氏はマイクロソフトと交渉のために接近し、理不尽さを感じるYahoo!の現在の経営陣を呼び出して経営陣を刷新する構えを見せた。2008年7月21日にYahoo!は新たな取締役にアイカーン氏と2名の仲間を指名することで合意して和解した。その後、アイカーン氏は2009年10月23日にアクティビスト(物言う株主)を取締役として置いておく必要はないと述べ、辞任している<ref>{{Cite web |url=http://jp.reuters.com/article/idJPJAPAN-12105220091025 |title=著名投資家アイカーン氏、米ヤフー取締役を辞任 | ロイター|accessdate=2016-06-01}}</ref>
 
2008年11月20日、一連の騒動からほぼ10ヶ月経って、Yahoo!の株価(YHOO)は、マイクロソフトの提示額が「一株当たり33ドル」だったのに対し、52週安値(過去52週の中で低い値)の「一株当たり8.94ドル」で取引されるまでに下降してしまった。
137行目:
Yahoo!が所有する写真サービスの[[Flickr]]が[[2013年]][[5月20日]]に全面リニューアルと無料で1TBの保存容量をユーザーに提供することを発表した。<ref>{{Cite web |url=http://japanese.engadget.com/2013/05/20/yahoo-flickr-1tb/|title=米Yahooが Flickr を全面リニューアル、無料で1TBまでアップロード可能に - Engadget Japanese|accessdate=2014-04-16}}</ref>Tumblrの買収の公式発表もその日にされた。
 
[[2013年]][[5月26日]]、メディアにYahoo!がビデオ[[ストリーミング]]サイトの[[Hulu]]に関心を持っているとメディアが報道された。さまざまな条件面でYahoo!は買収に6億~8億ドルを提示しているという。<ref>{{Cite web |url=http://japan.cnet.com/news/business/35032553/|title=米ヤフー、Hulu買収に6億から8億ドルを提示か - CNET Japan|accessdate=2014-04-16}}</ref>月に多くのユニークビジターを引き付けるYahoo!の動画サービスと同時にHuluが持つ多くのユーザーの相乗効果は、Googleとその子会社である[[YouTube]]の次に人気のある第2位の位置にYahoo!が伸し上がることができるほどである。
 
[[2013年]][[8月2日]]、Yahoo!はソーシャルブラウザにかかわる[[RockMelt]] (ロックメルト)の買収を発表した。<ref>{{Cite web |url=http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1308/05/news077.html |title=米Yahoo!、今度はソーシャルブラウザを終了したRockmeltを買収; ITmedia ニュース|accessdate==2014-02-13}}</ref>