「女警部ジュリー・レスコー」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
編集の要約なし
Fusayoshi (会話 | 投稿記録)
編集の要約なし
7行目:
 
ちなみに日本での題名は「女警部ジュリー・レスコー」だが、フランスでは「JULIE LESCAUT」(単に「ジュリー・レスコー」)。また、レスコーの階級は「Commissaire」であり、本来は警部よりも警視と呼ぶ方がふさわしい。
 
脚本はマリー・ギルミノ(Marie Guilmineau)。
 
77話からレスコーがクレリエール署からパリ中心部の警察署に異動となる。
 
101話で終了することとなり、その回には家から去った娘バブーが重要な役で登場した。
 
===あらすじ===
22行目:
 
;ジュスタン・ウンゲマ(Justin N'Guma)
:演:[[ムス・ディウフ]](Mouss Diouf)
:コートジボワール系フランス人の黒人刑事。ジュリーがクレリエール署にやってきた時からの部下で、彼女からも絶大な信頼を寄せられている。当初は痩せていたが次第に体格がよくなっていき、贅肉をつかんで「これは筋肉だ!」という台詞を入れられるほど。性格はクールで刑事としても優秀だが、家族や恋人のことが絡むと我を失うことがある。不良少年を更生させるための活動に熱心で、ジムに集めスポーツを通して親交を深めている。56話にて事件解決後に警部に昇進する。
 
;ダヴィッド・カプラン(David Kaplan)
:演:[[ルノー・マルクス]](Renaud Marx)
:17話からトレモア刑事の後任として出演。その苗字からユダヤ系と分かる。当初こそ「きまじめ」というあだ名をつけられていたものの、すぐにクレリエール署に馴染みウンゲマと共にジュリーを支える。女性にかなりもてるが、あまりいい思いをしたことがなく、本人曰く「自分にはまともな女が寄り付かない」とのこと。私生活では離婚経験者で前妻との間に子供がいるなどジュリーと共通する部分があり、前夫と良好関係を保っている彼女を羨ましがる場面も。ちなみに息子のジェロームは彼を悩ませる存在として度々出演している。両親と距離を置く一方、妹のラシェル(Rachelle)とは仲が良い。
 
;ヴァンサン・モタ(Vincent Motta)
:演:[[アレクシス・デソー]](Alexis Desseaux)
:コンピューター関係の扱いが得意で、主に情報面で事件解決に尽力する。頼りになるが故にジュリーに次々と情報要請をされ、うんざりすることも。後に赴任してきた女刑事ゾラに一目惚れする。彼女に猛アタックの末に恋人関係になるが喧嘩が絶えず、結婚を断られたことをきっかけに別れることになってしまう。紆余曲折を経るも、後に彼女との友人関係を取り戻していた。53話で婚約者(ローラ)にヴァンサン(Vincent)と呼ばれている。53話後に結婚したが、71話でレスコーに「半年前から別居中。離婚することになった」と告白。レスコーやカプランと同様に離婚経験者の仲間入りに。終盤、カプランの代わりにウンゲマのパートナーとなったことをきっかけに現場に出る機会が増える。
 
=== ジュリーの家族 ===
;サラ(Sarah)
:演:[[ジェニフェール・ロレ]](Jennifer Lauret)
:ジュリーの長女。時に羽目を外すこともあるが、大抵のことはそつなくこなし、頭もいい。母親が警察であることが原因で同級生にからからかわれたり教師に目の敵にされることを嫌がっているが、本当は誰よりも母親の身を案じている。学生時代は同級生のフランクという青年と付き合っていたが、後に母と同じ警察官の恋人(ラファエル)ができる。
 
;バブー(Babou)
:演:[[ジョゼフィーヌ・セール]](Joséphine Serre)
:ジュリーの次女。バブーとは愛称で、本名はエリザベート(Élisabeth)。父親のポールを恋しがっており、彼が外国に出張したり女性と一緒にいる度に駄々をこねていた。サラと比べると学校の成績は教科によってムラがあったり、ボーイフレンドができても長続きしなかったりと少し不器用な印象がある。しかし母を思う気持ちは姉同様に強く、ジュリーが職務中に危険な目に合う度に仕事を変えて欲しいと苦言している。
 
;ピエール・ヴェルドン(Pierre Verdon)
:演:[[フワンソワ・デュノワイエ]](François Dunoyer)
:ジュリーの恋人。49話でジュリーが身柄を拘束した少年の弁護士として初登場する。当初からジュリーと惹かれあい、サラとバブーにも比較的好意的に受け入れられる。前妻との間にできた息子のロマンと共にジュリーたちと同居する。共に姓は変えていないが、パヴェルを養子にしたことを考えるとジュリーと結婚した可能性もある。
 
;パヴェル(Pavel)
:演:[[ロイック・ナイエ(Loic]](Loïc Nayet)
:ジュリーとピエールが引き取った養子。64話で初登場。両親を目の前で殺されたショックで言葉を失い、事件を担当したジュリーに保護される。事件が解決してジュリーの家族の一員となってからは次第に明るさを取り戻す。丁度娘たちが手を離れたこともあってか、ジュリーにはかなり可愛がられている。
 
;ロマン(Romain)
:演:[[ニコラ・セリエ]](Nicolas Scellier)
:ピエールの一人息子。父と共にジュリーたちと同居する。登場当初は悪仲間とパトカーにいたずらをしたり、ドラッグを買ってバブーに内緒で飲ませたりと両親を悩ませるトラブルメーカー。繊細で優しい一面はあるものの、周りに甘えてばかりだった。しかしパヴェルという義弟ができたことで年長者としての自覚が出てきたのか、精神的な成長を少しずつ見せ始めている。
 
;ポール・レスコー(Paul Lescaut)
:演:[[フランソワ・マルトゥレ]](François Marthouret)
:ジュリーの元夫でサラとバブーの父親。職業は弁護士。離婚後もジュリーとは子育てのパートナーとして比較的良好な関係を保っている。警察官である元妻と事件でも顔を合わせることもしばしばで、その度に衝突と妥協を繰り返している。当初こそジュリーとよりを戻そうとしていたが、仕事で外国にいることが多くなり、次第に家族と距離を置いていく。後に年下の女性と再婚。ジュリーにも新しい恋人が出来たことで出番はほとんどなくなった。
 
=== クレリエール署 ===
;ジャン・マリー・トレモア(Jean-Marie Trémois)
:演:[[ジェローム・アンジェ]](Jérôme Anger )
:1話から16話までジュリーの部下として出演。パイロット版である1話ではバイクを乗り回す一匹狼的なキャラであり、ジュリーと一線を越えるという展開を見せたが、シリーズ化された2話以降はジュリーとの関係も無かった事になった様で性格も丸くなっていた。基本的に優秀な刑事であるが、女性関係にだらしがなく、容疑者の女性と関係を持ったり現場に遅刻するなどジュリーを怒らせることが度々だった。最後には過去に同僚で恋人だった女性が原因で刑事として許されない過ちを犯し、クレリエール署を去ることになる。
 
;レヴェイユ(Leveil)(Léveil)
:演:[[ジャンポール・ルーヴ]](Jean-Paul Rouve)
:金髪碧眼のハンサムだが、何処か人の良さを滲ませる制服警官。35話まで出演。クリエール署の事務・パトロールなどのチーフを務めていたが、後に南仏へと異動する。既婚者でありながら美しく優秀なジュリーに憧れを抱いており、幾つもの花束を内緒で彼女に贈ったことがあった。
 
;ゾラ・ザウィーダ(Zora Zaouida)
:演:[[サミア・サッシ]](Samia Sassi)
:28話で初登場。アラブ系の美しい女性。気が強く怒りっぽい性格。クレリエール署に来たばかりの頃はカプランに夢中だったが、後にモタと恋人同士に。結局彼との関係は破局に終わるが、友人としての関係は取り戻す。普段はモタと共に署内での情報収集に当たっている。55話にて苗字がザウィーダと判明。
 
;エルー(Héroux)
:演:[[ピエール・コニョン]](Pierre Cognon)
:クレリエール署勤務の巡査。当初は他人に対して無理解な発言を繰り返すなど狭隘な精神の持ち主だったが、シリーズを追うごとに人間的に成長していく。
 
;クリステル(Christelle)
:演:[[ソフィ・アルチュール]](Sophie Artur)
:クレリエール署勤務の巡査。正義感と優しさに溢れた女性。シリーズ後半では「夫婦漫才」さながらのエルーとの掛け合いが見もの。
 
=== その他の登場人物 ===
;アラン・ダルザック(Darzac)
:演:[[パトリック・ロカ]](Patrick Rocca)
:ジュリーの直属の上司。登場する度に事件の真相を深く探ろうとするジュリーと早期解決を迫る検事の板ばさみになるが、ジュリーの優秀さを知っているため、結局彼女の味方をすることが多い。意外にも女性関係にだらしない面があり、それが原因で殺人の疑いをかけられクレリエール署の牢に入る羽目になったことがある。長年連れ添っている妻には全く頭が上がらない。
 
;ヴェリエ検事
:演:[[ジャック・ロズニー]](Jacques Rosny)
:クレリエール署が扱う事件を担当することが多く、警察ではないが立場的にはジュリーの上司的存在となっている。尊大な態度で事件の早期解決を迫るため、ジュリーたち警察にとっては目の上のたんこぶ。上層部の機嫌を気にしている卑屈な人間だと思われがちだが、実は誰よりも法に対して従順な人物。ジュリーも彼が決して悪人ではないことを理解している。ジュリーたちと共に事件に携わるうちに少しながら性格が丸くなっていき、彼女たちに助言したり便宜を図ったりする場面も増えた。
 
176行目:
*第85話「さめない悪夢」
*第86話「夢見るアスリート」
*第87話「贖罪」Rédemption
*第88話「外交特権」Immunite diplomatique
*第89話「セーヌ川の上で」Sortie de Seine
*第90話「ポンヌフの花嫁」La mariée du Pont Neuf
*第91話「ぬれぎぬ」Faux coupable
*第92話「口封じ」Pour solde de tous comptes
*第93話「殉職」Les risques du métier
*第94話「恵まれすぎた娘」Pauvre petite fille riche
*第95話「クーガー」Cougar
*第96話「自供」L'aveu
*第97話「バイオリンを取り出して」Sortez les violons
*第98話「消えた兄妹」Les disparus
*第99話「別れ」L'Ami perdu
*第100話「悲劇」Tragédie
*第101話「母と娘」Mère et filles
}}
 
== 外部リンク ==
*[http://mystery.co.jp/programprograms/julie_lescaut/ 女警部ジュリー・レスコー] - [[AXNミステリー]] {{ja icon}}
 
{{tv-stub}}