「クスクス」の版間の差分

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=== フランス ===
[[フランス]]はマグリブ地域を植民地として支配していた歴史がある影響で、食材として頻繁にクスクスを用いるほか、クスクス料理を供するマグリブのレストランも多く存在する。一般的なクスクス料理のレストランでは、クスクス粒とタージーンがそれぞれ大皿に盛り付けられる。多人数で食べる場合、クスクス粒とタージーンを取り分けることになる。個人用の皿にクスクス粒を適量取り、肉を盛り付けた上でスープをかけて食べる。大抵のクスクス料理店では、肉のお替りは有料だが、クスクス粒およびタージーンのお替りは無料で提供してくれることが多い。またフランス料理店では、肉料理などのつけあわせとしてクスクスが盛り付けられることがあり、プリンカップのような容器に入れて型抜きすることもある。その他、[[レバノン料理]]の「[[タッブーレ]]」([[w:Tabbouleh|Tabbouleh]])に使われる{{仮リンク[[ブルグル|ブルグール|en|Bulgur}}]]をクスクスで応用した、小さく刻んだトマトや[[キュウリ]]、パセリなどの生野菜と蒸したクスクスを[[レモン]]汁、オリーブオイル、塩、[[コショウ|胡椒]]であえたサラダ仕立ての'''[[タブレ]]'''(taboulé)も万人に好まれる料理であり、フランスの惣菜屋には必ずといってよいほど並んでいる。日本でも最近は[[ディーン・アンド・デルーカ]]や[[成城石井]]などで惣菜として出している。
 
フランス人はクスクスと共に[[ワイン]]を飲むことが多く、好んで合わせるのは[[ロゼ]]ワインである。マグリブ地域ではロゼワインの産出が多く、特にチュニジアのグリと呼ばれるロゼワインはすっきりとした辛口でトマトベースのクスクス料理と非常に良く合い、フランス人に好まれている。またタージーンのまろやかな味ともよく合う。