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{{出典の明記|date=2015年12月}}
'''CAD'''(キャド、{{lang-en-short|computer-aided design}})は、'''コンピュータ支援設計'''とも訳され、[[コンピュータ]]を用いて[[設計]]をすること、あるいはコンピュータによる設計支援[[ツールソフトウェア|ツール]]のこと(CADシステム)。人の手によって行われていた設計作業をコンピュータによって支援し、効率を高めるという目的からきた言葉である。
 
CADを「コンピュータを用いた製図(システム)」と解する場合は「{{lang-en-short|computer-assisted drafting}}」、「{{lang-en-short|computer-assisted drawing}}」を指し、同義として扱われることもある。
 
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== 概要 ==
CAD自体はコンピュータを使用して設計や製図をするシステムであり、製図作業や図面作成が時間はかかるが正確に処理できること、編集が容易であること、データ化、ソフト間の互換性があること、10年程度の学習期間で技術修得が可能になる等の利点があるとされるが、大きく分けて汎用型と専用型があり、汎用型は図面を模様として細かく描くことを最大の目的とし、あらゆる図面を描くことができる。しかし、[[積算]]までは単独ではできない。専用型はある特定の分野における省力化・迅速化を目的としている<!--おり、コンピュータにあらかじめ建築知識を与えておく必要がある-->
 
その後、コンピュータ上のデータを下流の生産工程で有効活用するために[[CAM]]、[[コンピュータ支援検査|CAT]]など、逆に上流で強度や振動などを解析するために[[CAE]]などの技術が開発提供され、これらを [[EDPS]]/[[経営情報システム|MIS]]といった情報処理システムと統合して [[コンピュータ統合生産|CIMS]]({{lang-en-short|[[w:Computer-integrated manufacturing|computer-integrated manufacturing system]]}})という概念に発展した。