「かんむり座」の版間の差分

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== 神話 ==
 
クレタ島には怪獣[[ミーノータウロス]]がおり、王[[ミーノース]]は毎年7人ずつの最も美しい少年と少女を生贄に捧げていた。勇者[[テーセウス]]が生贄に混じって潜入し、怪物を退治した。このとき、ミーノースの娘の王女[[アリアドネー]]がテーセウスに恋をし彼に助力した。2人は島を脱出するが、何らかの事情(理由は諸説ある)で離れ離れになり、アリアドネーは悲しんだ。彼女を元気付けるため、酒神[[ディオニューソス]]が彼女を妃に迎え、冠を贈った。この冠がかんむり座となった<ref name="hosizora" />{{R|Hara}}
 
== 呼称と方言 ==
{{See also|星・星座に関する方言#かんむり座}}
かんむり座ラテン語での星座名 ''Corona Borealis'' 直訳すると「北座(きたかんむり座)になる<ref name="hosizora" />。かつて日本でもこの名で呼ばれたこもあった。ラテン語いう意味の星座名は、[[みなみのかんむり座]]と対になっている。
 
日本ではその形から、「車星(くるまぼし)」「太鼓星(たいこぼし)」「首飾り星」「馬のわらじ」など多数の呼び名があった{{R|Hara}}。またこれをかまどに見立てて「鬼のおかま」「地獄のかまど」「竈星(くどぼし)」「荒神星(こうじんぼし)」「へっついぼし」などとする呼び名が全国各地で使われていた{{R|seimei}}。
日本において、かんむり座には、太鼓星・車星・首飾り星など多数の呼び名がある<ref name="hosizora" />。
 
== 出典 ==
 
{{Reflist|refs=
<references>
<ref name="simbad_alpha">{{cite web
| title=SIMBAD Astronomical Database
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| url=http://simbad.u-strasbg.fr/simbad/sim-id?Ident=%402831152
| accessdate=2013-01-23}}</ref>
<ref name="hosizoraHara">{{Cite book|和書
| author = 長島晶裕/ORG原恵
|title=星座の神話 - 星座史と星名の意味
| year = 2012
|publisher=恒星社厚生閣
| title = 星空の神々 全天88星座の神話・伝承
|date=1996-06-30
| publisher = 新紀元社
|edition=新装改訂
| isbn = 978-4-7753-1038-0
|pages=129-131
}}</ref>
|isbn=978-4-7699-0825-8}}</ref>
</references>
<ref name="seimei">{{Cite|和書
|author=[[野尻抱影]]
|title=日本星名辞典
|publisher=[[東京堂出版]]
|date=1986-04-10
|edition=七
|pages=39-40
|isbn= 978-4490100785}}</ref>
}}
 
{{Commons|Corona Borealis}}