「イチヨウ」の版間の差分

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四月中旬に花を咲かせる。花は八重咲き。大きいものでは直径5cm以上の大輪になる。淡紅色であり、花弁の内側が白い。このため花が開いてくると白っぽい色に見えるようになり、満開期には白い花に見える。
 
花の中心部から葉の形に変化した雌しべが1-2本突き出ており、この様子からイチヨウの名前がついたという<ref>{{Cite web|url=http://fng.or.jp/shinjuku/news/2016/04/post-476.html|title=新宿御苑を代表する桜・イチヨウ|accessdate=2016-06-08|publisher=一般財団法人国民公園協会}}</ref>
 
なお、この他に[[葉化]]した雌しべを持つサクラに[[フゲンゾウ]]と[[ショウゲツ]]がある。これらの種との違いは萼の部分がぎざぎざした鋸刃状になっていないことである。フゲンソウは雌しべが2本葉化しているため区別がつきやすい。ショウゲツは雌しべの数が1本のものと2本のものがまちまちであるが、花期が遅いことから見分けることができる。
 
落葉高木であり、樹形はあまり横に広がらず高く伸びる傾向があり、{{citation needed|date=May 2016|[[ヤエザクラ]]の中では比較的大木に成長しやすい}}。この特性から庭植えにも好まれる。また、樹皮が縦に裂ける特徴がある。葉は普通の桜と同じように楕円形で端がぎざぎざしている。秋には紅葉する。
 
[[新宿御苑]]がイチヨウの名所として有名であり、同苑では桜の代表品種として位置付けている<ref>{{Cite web|url=http://fng.or.jp/shinjuku/place/archives/shinjuku_flower_sakura2.html|title=新宿御苑の桜をもっともっと楽しもう!|accessdate=2016-06-08|publisher=一般財団法人国民公園協会}}</ref>。
 
== 出典 ==
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== 関連項目 ==