「キリスト教徒」の版間の差分

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多様な信仰をもつ様々な団体が「クリスチャン」を自称している。一般的にキリスト教徒は、各々の信仰や神学上のある項目に基づいて分かれた[[教派]]([[:en:Christian denomination|denomination]])という教会集団に属している([[宗派]]は仏教用語)。各教派の間では、それぞれが伝統の中で培ってきた聖書の解釈の違いや聖書に与える権限の大小によってキリスト教徒の定義に差が生まれている。
 
伝統教派である[[正教会]]、[[東方諸教会]]、[[カトリック教会]]、[[聖公会]]、[[福音主義#福音主義evangelisch|福音主義]]([[ルテル教会]])教会、および[[モラヴィア兄弟団]]などでは、「クリスチャン」という肩書きは「[[三位一体|父と子と聖霊の名において]]」[[洗礼]]を受けたものだけに与えられる称号である。それゆえ、このグループの多くは成人の改宗者の洗礼に加えて乳児洗礼や[[幼児洗礼]]を進んで行っている。ただし[[バプテスト教会]]は本人の自覚的信仰を重視するため、信仰告白のできない者(例えば乳幼児など)の洗礼を認めていない。
 
[[福音派]]([[聖書信仰]])の教会では[[新生 (キリスト教)|新生]](ボーン・アゲイン、[[:en:Born again Christianity|Born again]])した者のみをクリスチャンと認め、聖霊によって新生させられ、自覚的回心を経験した、新生した者のみに、父、御子、聖霊の[[三位一体]]の御名によって洗礼を授け、[[新生 (キリスト教)#新生を洗礼と結びつける教派での理解|洗礼による新生]]を退ける。[[聖書]]を神の言葉と信じる信仰を堅持する。特に[[国教会]]に対する[[自由教会]]運動の歴史を持つ。[[幼児洗礼]]を認める教会では、教会員と両親が子供に信仰継承をさせる責任があるとする。(新生キリスト教)