「人工生命」の版間の差分

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テアニン (会話 | 投稿記録)
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==概要==
一般には[[生命]]とはすなわち、([[生物]])[[分類学]]的な生物のことであるが(近代以前の分類学である[[博物学]]の最上位の分類は生物と無生物([[鉱物]])という分類であった<ref>正確には、動物界・植物界・鉱物界の「3界」</ref>)、ここでは生命を持つ生物のような振る舞いをする、人工物なども全て含むものと生命と定義する。
厳密にはこれらの[[工作物]]を[[生物]]として認めるかどうかについては[[生命]]の定義にもより疑問も残るが、生命のように振る舞いをするものをもってこのように定義する。
 
ルーツの一つは、「生命とは何か」という[[哲学]]的な[[命題]]に端を発すがあ学術分野で。わからなければ作ってみようという発想のルーツの一つでもある。研究対象は大まかに、[[コンピュータ]]上に形成されるソフトウェア、既存の[[細胞]]機構に類似した機構を採用したウェットウェア、[[機械]]類で形成されたハードウェアの存在様式が想定されている。
 
個体生命が集合して、初めて生命として機能するという[[生態系]]的なアプローチも多く、その一方では細胞レベルの[[単細胞生物]]の集合体である[[個体]]を創造するアプローチも存在している。