「フェノール樹脂」の版間の差分

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高啼 (会話 | 投稿記録)
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耐熱温度こそ150 - 180度<ref>{{PDFlink|http://www.labnotes.jp/pdf2/plastic.pdf}}</ref>と高いが、フェノール樹脂製の容器は電子レンジには使えない。これは[[ユリア樹脂]]や[[メラミン樹脂]]と同様、樹脂そのものが[[マイクロ波]]を吸収し発熱する<ref>http://www.food.sugiyama-u.ac.jp/lab/shokuan/youki/P20.htm</ref>ためである。
 
フェノール樹脂を木質材料に含浸させ真空高温で[[焼成]]することで多孔性炭素材料のウッドセラミックスを製造することが出来る。木質材料(廃材やおが屑など)に限らず従来であれば廃棄されていた搾りかすなど植物性のものも原料に使え、様々な性質を持つため環境的な素材としても期待されている。同様の手法で脱脂した[[米ぬか]]から作られたものはRBセラミックとして実用化・製品化されている。ス<ref>{{cite web|url=http://www.glocaldream.mech.tohoku.ac.jp/ja/laboratory/research.html|title=
研究紹介 東北大学大学院 工学研究科 堀切川・柴田/山口(健)研究室|publisher=東北大学大学院 工学研究科 堀切川・柴田/山口(健)研究室|accessdate=2016-06-14}}</ref>として実用化・製品化されている。
 
熱防御特性により大気圏再突入機の[[アブレータ]]としても使用される<ref>{{Cite journal |和書 |author=山田哲哉 |author2=安部隆士 |title=「はやぶさ」カプセルの地球大気再突入時におけるプラズマ現象とその周辺 |year=2006 |date=2006-06-25 |volume=82 |issue=6 |pages=368-374 |journal=プラズマ・核融合学会誌 |publisher=プラズマ・核融合学会 |naid=110006282076 |url=http://www.jspf.or.jp/Journal/PDF_JSPF/jspf2006_06/jspf2006_06-368.pdf |format=PDF |ref=harv}}</ref>。