「ソニック・ザ・ヘッジホッグCD」の版間の差分

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基本的なゲームシステムは、『[[ソニック・ザ・ヘッジホッグ2|ソニック2]]』([[1992年]])より後で発売されたゲームでありながら『[[ソニック・ザ・ヘッジホッグ (1991年のゲーム)|ソニック1]]』([[1991年]])に近いプレイ感覚やビジュアルを持っている。これはソニックCDが『ソニック2』の製作には関わらなかった[[大島直人]]と『ソニック1』の一部のスタッフが「ソニックCDチーム」の名義で製作したゲームであることが関係していると思われる。
 
スピンダッシュが『ソニック2』に続いて使用可能だが、操作性が大きく異なり、一定以上溜めるまで動くことができない。一方で、方向キー上とジャンプボタンを同時押しすることで、その場でダッシュすることができる機能が追加された。このシステムを採用している作品はシリーズの中では数少ない。
一方で、方向キー上とジャンプボタンを同時押しすることで、その場でダッシュすることができる機能が追加された。このシステムを採用している作品はシリーズの中では数少ない。
 
今作の大きな要素としてタイムワープがある。このシステムは、[[過去]](Past)と[[未来]](Future)を行き来できるシステムである(当初、MD版『[[ソニック・ザ・ヘッジホッグ2|ソニック2]]』でも時間移動の概念が組み込まれる予定だった)。ステージにある過去、未来選択マーカーを通過すると、画面の左下にマーカーのアイコンが表示されタイムワープ待機状態になる。この状態でソニックがダッシュし続けると、ソニックが光りだす。この状態をキープしているとマーカーが薄くなり、さらに走り続けるとソニックが過去(または未来)へワープする。スピードを落とせばタイムワープが止まり待機状態に戻るが、マーカーが薄くなった状態でスピードを落とすと待機状態が消えてしまう。一度使用したマーカーは裏返って使えなくなるため、タイムワープの回数には制限がある。ワープした後は、同じ場所から再スタートとなる。ステージには向かい合ったスプリングなど、意図的にタイムワープをするために作られた仕掛けなども多数存在する。これは、ゲームの難易度と、展開を左右する上で大きな要素になる。
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メガCD版とwindows版、ソニックジェムズコレクション版、2011年配信版ではそれぞれ微妙に違いがある。
 
メガCD版のアニメーションシーンは、小さい枠の中に少ないフレーム数で描かれているが、ジェムズコレクション版以降では画面全体がアニメーションに使われ、アニメそのもののシーンも増えている(これは[[ソニック ジャム]]に収録されていたものと同じであり、メガCD版のアニメーションを作る際に制作された原版のアニメーションである。)。またロード時間が延びた関係か、ロード中に舞台となるリトルプラネットの地図が表示されるようになっている
またロード時間が延びた関係か、ロード中に舞台となるリトルプラネットの地図が表示されるようになっている。
 
他にも、スペシャルステージの処理がメガCD版では多少処理落ちしたようになっていた物が他の版では高速で動く、サウンドテスト画面の音源トラックが統合されているなど、細かい相違点がいくつか存在する。