「アントニ・ファン・レーウェンフック」の版間の差分

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==レーウェンフックの顕微鏡==
レーウェンフックは生涯500もの顕微鏡を作ったとされ、現在彼の真作とされる顕微鏡はヨーロッパの博物館に9個残されている。1980年代にレンズ精度が調査され、[[分解能]]は1.35μmから4μmであった。8個の顕微鏡のうち5個が100倍以上、最高の倍率は266倍であった。観察記録から推察するなら実際には500倍に達していただろうという説もある。レーウェンフックはレンズの製造技術を秘密にしたが、当初のガラスを研磨してレンズを作る製法から、細いガラス管{{疑問点|date=2015年12月|talksection=顕微鏡のレンズ}} をバーナーで加熱して先端を溶かして小球状にする方法を用いるようになったと推測されている<ref>『[[細胞発見物語]]』山科正平著(ブルーバックス、2009年10月)ISBN 9784062576550</ref>。
 
== 発言集 ==
「前に述べた観察では、私は他の人達が思っているよりもずっと多くの時間を費やしましたが、それを楽しんでいます。なぜそんなに苦労するのですか?とか、何の役に立つのですか?とか聞く人には関心がありません。というのも、このような人々のために書いているのではなく、ただ学問をする人に対してだけ書いているからです。」<ref>『レーベンフックの手紙』P.66 クリフォード・ドーベル著 天児 和暢訳</ref>
 
「彼らが、こんな発見が不可能だと、批判しているように、私は、自分の書いたことが他の人に受け入れられないことを心配してはいます。しかし、私はこのような反論に邪魔されません。無知なる人々のあいだでは、私のことを魔法使いだと言っていますし、私がこの世には存在しない物を見せているとも言っています。しかし彼らは許させるべきでしょう、彼らはよく知らないからです。」<ref>『レーベンフックの手紙』P.67 クリフォード・ドーベル著 天児 和暢訳</ref>
 
「男の精子に生きた生命体があるということを大学全体として信じない所があります。しかし、このことは私は気にしていません。私は自分が正しいということをよく知っているからです。」<ref>『レーベンフックの手紙』P.67 クリフォード・ドーベル著 天児 和暢訳</ref>
 
== 脚注 ==