「僕の小規模な失敗」の版間の差分
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== ストーリー ==
[[工業高校]]に進学した「'''僕'''」は学校に馴染めず、不良だらけでまともに授業が成立しない教室に絶望、「'''すべてがダメになる大いなる予感!'''」を感じ、マンガを描くことに没頭しようとする。授業中に教師に注意されてもマンガを書き続け、コンクールに応募するが落選し、高校も[[留年]]してしまう。
高校を辞めて、友人とともにアパートに一人暮らしをはじめ、バイトしながらマンガを描こうとするが、いつの間にか情熱がなくなっていることに気がつく。友人に彼女ができ、居づらくなった「僕」は実家に戻り、[[夜間高校|夜間]]の[[定時制高校]]に入学する。なにかしなければと思った「僕」は[[柔道部]]を作
推薦で大学の[[夜間学部|夜間部]]に進学するが、授業にはついていけず、マンガも掲載されなかったり、載ってもアンケートでは下位の日々。そんな中、バイト先のレコード店の常連客である大阪出身の[[バンドマン]]と友人になり、彼の知り合いであるという女の子2人と知り合う。「僕」はそのうちの片方、九州から状況してきた金髪の短大生「'''彼女'''」と仲良くなる。「僕」は彼女が好きになるが、泥酔してしつこくつきまとったせいで「もう会わない」と言われてしまう。絶望した「僕」は[[心療内科]]に通ったり、ボクシングを
またもや一人になった「僕」は同窓会に出席するが、同級生がみな成功していないと感じて虚しくなる。トラックのタイヤを積みあげるバイトをしていると、「彼女」がまた上京してくるという。[[中野区|中野]]でデートしたり一緒にマンガを描いたりしているうちに2人は仲を深める。やがて「彼女」は一人暮らしすることになり、「僕」が部屋を探して紹介したことから[[同棲]]することになる。「僕」は工場に就職するが、やはりマンガを諦めきれない。「彼女」を実家の母親が連れ戻しに来るが、なんとか逃げ、「僕」は仕事を辞めてマンガに専念し、「彼女」は働きに出る。「彼女」の実家からも許しが出て、2人は結婚する。しかし「僕」のマンガ家生活はまだ始まったばかりであり、今日も出版社に持ち込みに行く日々が続くのだった。
== 主な登場人物 ==
; 「僕」
: 主人公。工業高校中退。定時制高校卒業。高校1年生を3回やって、高校に6年間も通う。工業高校時代に漫画家を志すようになるが、デビューはしても雑誌が休刊になったり、独特の作風ゆえにアンケートでビリから2番目をとるなど上手くいかない。ネガティブ思考
; 「彼女」
: 九州から上京してきた金髪の短大生。最初はしつこく付きまとう「僕」をストーカー扱いして拒絶するが、後に紆余曲折あって結婚する。
; 「友達1」
: 「僕」の友人で、「僕」が工業高校を辞めてから
; 「バンドマン」
: 大阪出身。26歳
; 「バンドマンの彼女」
: 「彼女」の友達の音大生。眼鏡。最終的には結局「バンドマン」と別れる。
; 「友達2」
: 「僕」がバイトしていたレコード店でのバイト仲
; 「定時制高校時代の後輩」
: 「僕」が柔道部を設立した時部員だった太目の青年。「僕」より2つ年下だが、実際は同級生。その後茶髪になる。
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