「スウェーデンの映画」の版間の差分

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ベルイマン作品を多く手がけた撮影監督[[スヴェン・ニクヴィスト]]もスウェーデン映画界に多くの影響を与えたといえる。『ファニーとアレクサンデル』と『叫びとささやき』で[[アカデミー撮影賞]]を2度受賞したニクヴィストは、映画史を通して最も優れた撮影監督の一人と考えられている。彼は撮影だけでなく1991年には『The Ox (Oxen) 』を監督し、この作品はアカデミー外国語映画賞にノミネートされた。
 
同じくベルイマン作品への参加で映画界に入った[[{{仮リンク|ヴィルゴット・シェーマン]]|en|Vilgot Sjöman}}は1962年に初監督作品『The Swedish Mistress (Älskarinnan)』を完成させた。続く1964年の作品『491』は性描写のためにスウェーデン国内で発禁となったことで話題となった。この作品は一部カットされて公開された。更に1967年に製作された『[[私は好奇心の強い女]]』は性行為を描いたことで広く物議を醸した。この作品はアメリカでは[[ポルノ]]とみなされ、[[税関]]に押収されて1969年まで発禁となった。最終的に公開されたが、上映を巡って裁判にまでなり、その結果スウェーデン映画として最も成功した作品となった。
 
その他の著名な監督を挙げるとすると、[[ボー・ウィデルベルイ]]を外すことはできない。彼の1963年の映画『Raven's End(Kvarteret Korpen) 』と『The Man on the Roof (Mannen på taket) 』は高い評価を得ている。その他の作品には『[[みじかくも美しく燃え]]』、『The Serpent's Way (Ormens väg på hälleberget) 』や『[[あこがれ美しく燃え]]』がある。ウィデルベルイは3度アカデミー外国語映画賞にノミネートされているが、受賞はしていない。