「1960年の大洋ホエールズ」の版間の差分

前年まで6年連続最下位だった大洋は、前年まで西鉄の監督を務め、西鉄を4度のリーグ優勝、3度の日本一に導いている三原脩を新監督として迎えた。チームは、前年までと同様に貧打に苦しんだが<ref group="注">本塁打数リーグ最下位、打率リーグ5位</ref>、守りの野球に徹した三原監督が投手陣をやり繰りし、接戦を次々と勝利していった。開幕6連敗をしたにもかかわらず、最終的には2位の巨人に4.5ゲーム差をつけて、初のリーグ優勝を果たした<ref>[http://www.sponichi.co.jp/baseball/special/calender/calender_april/KFullNormal20080325150.html 【４月２日】1960年（昭35）　ノックバット直撃しエース昏倒！開幕６連敗も秋には美酒]スポニチアネックス 日めくりプロ野球４月</ref>。日本シリーズでは、「[[ミサイル打線#大毎ミサイル打線|ミサイル打線]]」擁する[[1960年の毎日大映オリオンズ|大毎]]を相手に、打者2人で先発を交代させる奇策を見せて、第1戦に勝利したのを皮切りに、レギュラーシーズン同様、投手陣のやり繰りで守り切る野球に徹し、全て1点差勝利の4連勝で初の日本一を決めた。前年まで6年連続最下位で、貧打の大洋を日本一に輝かせた三原監督の手腕は「三原マジック」と呼ばれた<ref>[http://www.sponichi.co.jp/baseball/yomimono/pro_calendar/1204/kiji/K20120419003078810.html 【４月19日】1960年(昭35)　卒倒から17日　秋山登　いきなり完投勝利で大洋浮上]スポニチアネックス 日めくりプロ野球2012年4月</ref>。