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翌2009-2010シーズン、レイカーズは年俸や出場時間でチームとの折り合いがつかなかった[[トレバー・アリーザ]]が[[ヒューストン・ロケッツ]]へ移籍し、代わりに[[ロン・アーテスト]]を獲得するなど選手は一部入れ替わったが、戦力はほぼ同水準を維持することはできた。しかし、シーズン中に[[コービー・ブライアント]]が右手の指を骨折し、そのまま出場を続けたり、[[アンドリュー・バイナム]]がまた負傷で数試合欠場するなどアクシデントは多く、レギュラーシーズン中の成績は57勝25敗と昨シーズンより下がってしまった。
プレーオフに入ってからも1回戦で[[オクラホマシティ・サンダー]]に2敗を喫し、[[フェニックス・サンズ]]にも2敗を喫するなど相手に追いすがられつつも勝ち進んで3年連続で[[NBAファイナル]]に進出する。対戦相手は本命と言われた[[クリーブランド・キャバリアーズ]]と昨年敗れた[[オーランド・マジック]]をチームプレーで撃破したレイカーズの宿敵[[ボストン・セルティックス]]だった。
このファイナルではベテランチーム同士の激突となり、互いに隙を見せない一進一退の攻防が続いた。ジャクソンはホームコートではレイカーズの攻撃力を生かし、インサイドでの高さと[[コービー・ブライアント]]の得点力により優位に試合を進めたが、相手ホームの試合ではセルティックスの堅い守りに苦しめられた。結局、シリーズは最終第7戦までもつれたが、最終戦をホームで戦える優位と細かな選手の交代を生かしたジャクソンの采配も
2010-2011シーズン、ジャクソン自身は年齢や体調の問題もあり、このシーズン限りでヘッドコーチを退任すると宣言していた。レイカーズは優勝メンバーがそのまま残り、ジャクソンは実に4度目の三連覇を達成して有終の美を飾るのではないかと期待されていた。しかしレイカーズの選手たちやエースの[[コービー・ブライアント]]は昨年の疲労が残り、不調に苦しんだ。ジャクソンも采配の冴えをあまり見せることができず、レイカーズは連勝することもあれば連敗を続けたりする不安定なシーズンとなってしまった。レイカーズは西地区3位でプレーオフに進出し、1回戦は勝利したものの、2回戦でその年の優勝チーム、[[ダラス・マーベリックス]]と対戦して4連敗での敗戦となり、ジャクソンは2010-2011シーズン終了後、レイカーズの監督を退任した。
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