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'''ダージリン'''({{Lang-ne|दार्जीलिङ्ग}}、{{Lang-en|Darjeeling}}、{{Lang-zh|大吉嶺}})は、[[インド]]の[[西ベンガル州]]の{{仮リンク|ダージリン地方|en|Darjeeling district}}の中心都市である。人口は107,530人([[2001年]])。[[ヒマラヤ山脈]]低部のシワリク丘陵に位置し、平均[[標高]]は約 2,134 [[メートル|m]] である。北方に標高世界第3位の高峰[[カンチェンジュンガ]]が遠望できる。
 
ダージリンはインドの[[平野|平野部]]に比べて冷涼な気候であり、夏は過ごしやすい。[[イギリス領インド帝国|イギリス領]]の時代には、インドに住む[[イギリス人]]のための[[避暑地]]として栄えた。ダージリンの元の名称は『ドルジ リン』(雷の地)であり、見て判る通りチベット語であり、ここまでチベット領であった。イギリスの植民地時代にイギリス人が呼びやすい呼称にしたのがダージリンである。
 
ダージリンは[[ダージリン・ティー]]の栽培で国際的に有名である。ダージリンでの[[紅茶]]の栽培は[[19世紀]]中頃の[[グレートブリテン及びアイルランド連合王国|イギリス]]による開発、[[ロバート・フォーチュン]]による[[チャノキ]]の[[中国]]からの移入に遡る。この地域特有の栽培品種と[[発酵]]技術から生産された[[茶葉]]をブレンドした紅茶は、世界で最高級の紅茶とされる<ref name="teabest">{{cite news |url = http://www.deccanherald.com/deccanherald/jun172005/living1150492005616.asp |title = Champagne among teas |work = Deccan Herald |publisher = The Printers (Mysore) Private Ltd. |date = 17 June 2005 |accessdate =2006-07-18 }}</ref>。