「V9 (読売ジャイアンツ)」の版間の差分

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Abtelp (会話 | 投稿記録)
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*シーズンMVP…長嶋茂雄 新人王…関本四十四
*4月、5月にかけての12連勝。7月以降は31勝30敗4分ながら6月までの貯金が効いて優勝。125試合目(9月23日)での優勝はV9最短。
*投手陣は堀内・高橋・渡辺の三本柱が健在。4年目の関本が10勝で新人王、同じく4年目の新浦も活躍。なおこの年を持って城之内が引退。
*土井が引き続き不調で二塁黒江・遊撃上田という布陣も見られるように。死球による故障で一時期離脱した末次の穴は広野・柳田らが埋めた。
*日本シリーズでは福本豊・山田久志などの阪急。巨人は福本に1盗塁3盗塁死に封じ、第3戦では王が山田からサヨナラ3ランを放ち、前評判を覆して4勝1敗で勝利。
 
===V8 (1972年)===
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*シーズンMVP…堀内恒夫
*8月までに阪神と並ばれるも9月にかけて9連勝し首位。
*堀内が300イニングを超える力投でMVP獲得。V9期間中、王・長嶋以外では唯一のMVP受賞である。高橋・渡辺・菅原も10勝を挙げた。
*6月には長嶋が通算400号を記録。9月には王が7試合連続本塁打(9発)の日本新を記録。
*野手陣はほぼ8人固定であり、控えで最も出場機会の多い柳田と投手の堀内の打数がほぼ同じという状態だった。
*阪急との日本シリーズでは5戦目にONアベックホームランのあとさらに黒江、森にホームランが飛び出し逆転勝利。4勝1敗で優勝。
*野手の主力メンバーの平均年齢が31歳を超え、王は5月に不振、36歳の長嶋は死球骨折、ふくらはぎを痛めて離脱など巨人も落ち気味と囁かれた。
 
===V9 (1973年)===
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*シーズンMVP…王貞治 沢村賞…高橋一三
*中日戦に8連敗し5月を終えた時点で勝率が4割台。しかし7月5日に5割に復帰し8月には3位に浮上。8月末から5連勝して首位に踊り出るも9月1日時点首位から6位までがわずか3ゲーム差の混戦状態。10月22日0.5ゲーム差で巨人阪神が激突した甲子園最終決戦では9対0で巨人が圧勝。
*前年の反動で不振の堀内に代わり、高橋一三が大車輪の活躍で沢村賞獲得。倉田もリリーフ中心で18勝を挙げた。また、前述の堀内や関本・高橋善の不振が目立つ一方、新浦・小川・玉井・小林らの若手が台頭した年でもあった。
*長嶋や森といったベテラン野手陣の衰えが顕著に。王が初の三冠王と気勢を上げたもののチームは苦戦し、優勝が決まったのはシーズン最終戦だった。
*南海との日本シリーズでは堀内恒夫が2勝2本塁打と大活躍してMVPを獲得。
 
== 脚注 ==