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* [[2000年]]1月に行政院に[[行政院海岸巡防署|海岸巡防署]]が設立され、海岸巡防署(日本の[[海上保安庁]]に相当)が太平島を管轄する<ref name="ref14"/>。
 
===滑走路建設===
* [[2005年]]12月に国防部が滑走路建設を発表。民間および人道支援目的の建設であることを強調し、滑走路は短すぎるため戦闘機の離着陸は不可能であり、軍事用途には使用不可能であるとした<ref name="ref17">参考文献「台湾の南シナ海南沙諸島太平島における滑走路建設をめぐる論争とその政策的含意」17-19ページ</ref>。
* [[2006年]]1月初頭に外交部がベトナムの抗議を受けて、太平島の滑走路建設に政治的・軍事的意図はないと表明<ref name="ref17"/>。
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* [[2007年]]12月-[[2008年]]1月の間に滑走路完工使用開始され、1月21日に台湾空軍の[[C-130]]輸送機が秘密裏に初の太平島着陸に成功し、同日台湾に帰還する<ref name="ref25">参考文献「台湾の南シナ海南沙諸島太平島における滑走路建設をめぐる論争とその政策的含意」25ページ</ref>。
* 2008年2月2日に[[陳水扁]][[台湾総統]]が軍用機C-130で太平島に到着、空港落成使用開始式典を主催して駐留する軍関係者を慰問、島内施設を視察する<ref name="ref25"/>。
 
==近年==
* [[2015年]]7月7日に[[馬英九]]台湾総統が、太平島の埠頭などの整備を「積極的に進める」と「抗日戦争勝利70年」記念のシンポジウムの講演で述べた<ref name="baq">{{Cite news|url=http://www.sankei.com/world/print/150707/wor1507070038-c.html|title=台湾総統、実効支配の太平島の整備「積極的に進める」と強調|date=2015-07-07|newspaper=産経ニュース|publisher=産経新聞社|accessdate=2015-07-21}}</ref>。また台湾が昨年2月から太平島の埠頭新設や滑走路改修などの工事を始め、埠頭は年内にも完成予定と報じられている<ref name="baq"/>。
 
===ハーグ裁判所裁定===
* [[2016年]]7月12日、国連海洋法条約に基づくオランダ・ハーグの仲裁裁判所は、太平島を含む南沙諸島が法的に排他的経済水域(EEZ)を設けられる「島」はないと認定した<ref>「台湾総統府、仲裁判決「受け入れられず」」日本経済新聞、2016年7月13日。</ref>。
 
==名称の由来==