「Nintendo Entertainment System」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
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; カセット
: ファミコンのカセット端子が60ピンなのに対しNESは72ピンで、サイズもやや大きい。つまり互換性がない。また、ピンの用途も異なる。ファミコンに2本あったカセット内蔵音源用端子が削除され、残り差し引き14本は底面の拡張端子と同じ物のカセット配線に10本、10NESと呼ばれる海賊版対策チップ<ref>{{cite web | author=Hernandez, Christopher | title=Nintendo NES / Famicom | format=http | work=Dark Watcher's Console History | url=http://web.archive.org/web/20071023050803/http://darkwatcher.psxfanatics.com/console/nes.htm |accessdate=2005年1月5日 }}(ウェブアーカイブ)</ref>用に4本が使われている。<br/>なお、北米で販売された初期のゲーム(StackUPなど)は、単にファミコンカセットをNESに挿せるように<!--[[T89 Cartridge Converter]]のような-->変換アダプタを接続したものである。日米で同じ基板を使って費用と在庫量を削減するための方策である。NES用カセットをファミコンで使用するため、或いは逆にファミコン用カセットをNESで使用するアダプターは、非純正の物が現在でも流通している<ref>[[ファミコン互換機]]の一部は、日本で販売されている商品であってもコスト削減等のために海外向けを流用したことでコネクターがNES用の機種もあり、そうした機種ではファミコン用カセットをNESコネクターに変換するアダプターが標準添付されているケースもある。</ref>。
:なお、日本国内でもNESとほぼ同じカートリッジを採用したファミコンソフトが存在するが、一般発売されておらずホテルや旅館に設置されていた業務用ファミコンファミコンボックスや[[ファミリーコンピュータ ディスクシステム|ディスクカード]]書換機ディスクライターの専用カートリッジに採用されている。
; 周辺機器
: ファミコン用には発売されたが、NES用は出なかった[[周辺機器]]やソフトウェアがいくつかある。
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: ファミコンは海賊版対策回路を持たず、そのため極東では(非ライセンス品と無断複製版の両方の意味で)海賊版ソフトが氾濫した<!-- 原文では日本でも extremely common だったとしてありますが、記憶と異なります -->。対して、初代NESには10NESチップという対策回路が搭載され、無許可版の製作を著しく困難にした(ただしNES2には搭載されていない)。後に、NESを分解して10NESチップの4番ピンを切断すればチップを無効化でき、海賊版や輸入版ソフトが使えるほか、合法的なゲームの互換性も向上することが明らかになった<ref>{{cite web | author=Horton, Kevin | title=The Infamous Lockout Chip | format=http | work=BlueTech | url=http://www.tripoint.org/kevtris/mappers/lockout/ |accessdate=2005年1月5日 }} {{リンク切れ|date=2013年1月|title=archive.org格納されず:robots.txt}}</ref>。欧州版には地域Aと地域Bのゲームを相互にプレイできなくする対策チップが載っていた<ref name="europe" />。
; 映像出力
: 初代ファミコンは[[RF端子|RF出力]]のみ、AVファミコンは[[コンポジット映像信号|ビデオ出力]]のみだったのに対し、NESはRF出力とビデオ出力の並存だった(フランス版は[[RGB]]出力端子もあるが、内部でコンポジット→RGB変換しているだけなので、RGBの高画質は期待できない)。ちなみにNES2はRF出力のみ、ヨーロッパ版では現地の仕様にあわせ[[PAL]]または[[SECAM]]出力となっている。
 
== コントローラ ==