「縮退都市」の版間の差分

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== 動向 ==
昨今の世界人口は70億人程度であり、うち30億人程度が都市に居住している。2030年までには都市人口が41億人にまで上昇すると見られている。その中で、人口流入を続ける都市もあれば、逆に流出を続ける都市もある。[[サスキア・サッセン]]の国際都市理論はこの流出入の勝者と敗者を予測しており、金融的に塊になっており、サービスに特化している都市を勝者、古い産業インフラを有し、経済を回す都市であるのが敗者であるとしている<ref>Sassen, Saskia (2000) ''Cities in a World Economy''. Thousand Oaks, CA: Sage.</ref>。実際、この半世紀で、10万人以上の人口を有する370程度の自治体のうち1割以上が人口減を経験しており、そのうち25%は米国の都市であり、特に重工業が盛んな[[アメリカ合衆国中西部|中西部]]に多かった事実がある。
 
ドイツのポスターによると<ref>[http://www2.metrotimes.com/editorial/story.asp?id=5718], Metro Times - Arts: Detroit is not alone</ref>、縮退都市の数は順に[[アメリカ合衆国]](59)、[[中華人民共和国]](33)、[[イギリス]](27)、[[ドイツ]](26)、[[ブラジル]](23)、[[イタリア]](22)、[[ウクライナ]](17)、[[南アフリカ]](17)、[[ニジェール]](14)、[[カザフスタン]](13)、[[ロシア]](13)、[[日本]](12)、[[チリ]](10)、[[インド]](9)、[[ベトナム]](9)、[[インドネシア]](8)となっている。