「沖縄やくざ戦争」の版間の差分

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=== 撮影 ===
監督の[[中島貞夫]]は1969年の『にっぽん'69 セックス猟奇地帯』の撮影で沖縄を訪れ、[[リウボウ|琉球映画貿易]]に協力してもらい、[[嘉手納基地]]から[[ベトナム戦争|ベトナムへ爆撃]]に行く[[B-29 (航空機)|B-2952]]が爆弾を積み込むところを撮影し映画に入れた<ref name = "最後の真実96">{{Cite book |和書 |title = 東映実録路線 最後の真実 |author = 高田宏治 |publisher = [[メディアックス]] |year = 2014 |pages = 96-97 |id = ISBN 978-4-86201-487-0 }}</ref><ref name = "あかん">{{Cite book | 和書 | title = あかんやつら 東映京都撮影所血風録 | author = 春日太一 | publisher = [[文藝春秋]] | year = 2013 |pages = 312-313 | id = ISBN 4-1637-68-10-6 }}</ref>。これを約束を破ったと琉球映画貿易の宜保社長が怒り、沖縄でロケが出来なくなった<ref name = "遊撃"/><ref name = "最後の真実96"/>。つまり沖縄で取材はしたが、沖縄で撮影はできず、ほぼ全編[[京都]]で撮影している<ref name = "最後の真実96"/>。[[渡瀬恒彦]]はまだ顔が割れてなかったから、撮影を助監督に任せ、観光客の振りをして[[宜野湾市|宜野湾]]で歩くシーンのみ沖縄で隠し撮りした<ref name = "あかん"/>。その他『[[恐竜・怪鳥の伝説]]』(1977年)の[[特撮]]で、[[スクリーン・プロセス#フロントプロジェクション|フロントプロジェクション]]という機材の購入が決まっていたため、2、3ヶ所それを使用し[[光学合成|合成]]を行っている<ref name = "遊撃"/><ref name = "最後の真実96"/>。[[台詞]]は[[沖縄方言]]が難し過ぎて全く無視した<ref name = "遊撃"/>(ただし、「叩き殺せ」を意味する「たっくるせ」のみ用いられており、本作が元で広く知られることになった)。
 
[[那覇]]の空港に着いた時、日下部の名前を見た空港職員が「『[[仁義なき戦い]]』の!」と興奮して叫んだ。プロデューサーの名前まで覚えている程、沖縄では『仁義なき戦い』の人気が凄かったという<ref name = "最後の真実94"/>。