「国道425号」の版間の差分

奈良県東側区間の路線状況、地理加筆。文献の誤記訂正。
(道路施設を一部加筆。地理節で三重県側の地理・沿線状況について加筆。)
(奈良県東側区間の路線状況、地理加筆。文献の誤記訂正。)
[[ファイル:Ushimawashigoe.JPG|thumb|[[牛廻越]]]]
[[ファイル:R425 in Totsukawa01.JPG|thumb|十津川村上葛川地区:このような風景と狭路が全区間の大半にわたって続く。]]
[[ファイル:Japan National Route 425 Origin 001.JPG|thumb|尾鷲市・起点の北場交差点付近。この旧道は一方通行であったが、現在は尾鷲北ICへアクセスする街路が開通し、そちらに国道指定が移された。]]
[[ファイル:R425 shimokita 01.jpg|thumb|下北山村・白谷トンネル付近(2005年4月5日)]]
'''国道425号'''(こくどう425ごう)は、[[三重県]][[尾鷲市]]から[[和歌山県]][[御坊市]]に至る[[一般国道]]である。
== 路線状況 ==
御坊市及び印南町内の一部区間を除き、全線に渡り離合困難な場所が多く、かつ[[ガードレール]]が設置されていない箇所も多い上に<ref name="松波2008"/>、悪路で落石や路肩崩落等の災害も多い。特に奈良・和歌山県境の[[牛廻越]]を含む区間は、国道昇格以前は[[林道]]であったことから1車線の狭隘道路が続き<ref name="松波2008"/>、近畿では[[国道308号]]の[[暗峠]]、[[国道477号]]の百井別れと並び酷道のひとつにあげられている。[[岐阜県]]の[[国道418号]]や[[四国]]の[[国道439号]]と並ぶ{{要出典範囲|「'''日本三大酷道路線'''」とまで言われる|date=2013年2月}}こともある。交差する抜け道が少ないうえ、対向不能な区間があったり、沿線に店舗やガソリンスタンドがほとんど見当たらない状況などから、運転に十分に慣れていない者は安易に通行しないほうが良いと評されるほどである{{sfn|佐藤健太郎|2014|pp=76-78}}。
 
路線のほとんどは2車線に満たない林道のような狭隘路が続くが、[[尾鷲北インターチェンジ]](IC)入口付近と、沿線の下北山役場周辺は2車線道路がある<ref name="渡辺2008p18">[[#酷道をゆく|渡辺郁麻 2008]], p. 18.</ref>。。奈良県十津川村の区間は、落石・落木が路面に散乱している場合もあり、災害防止対策のための落石防止ネットが山側の断崖に張られている<ref name="渡辺2008p18"/>。また、過去に路肩崩落が起こった場所の痕跡も見られる<ref name="渡辺2008p18"/>。
 
[[土砂災害]]を原因とする死亡事故が過去に何度か発生しており、近年では[[2006年]](平成18年)[[12月16日]]19時半頃に奈良県吉野郡十津川村小山手で土砂崩れによる同村内の22歳〈当時〉男性運転の自動車転落死亡事故が発生している。
* 出合橋(坂本貯水池、吉野郡上北山村)
* 備後橋(池原貯水池、吉野郡下北山村):池原ダムがつくる池原貯水池(備後川)に架かる赤い吊橋<ref name="渡辺2008p19">[[#酷道をゆく|渡辺郁麻 2008]], p.19.</ref>。
<!--* 白谷カワウナギトンネル(吉野郡下北山村 - 同郡十津川村)->
* 白谷トンネル(吉野郡下北山村 - 同郡十津川村):国道425号ではよく見られる幅1.5車線のトンネル<ref name="渡辺2008p18"/>。
* 新西川トンネル(吉野郡十津川村)
<!--* 片谷橋(吉野郡十津川村)-->
 
== 地理 ==
[[File:Ikehara Dam survey.jpg|thumb|池原ダム。ダム本体の最上部の道路は、国道425号に指定されている。]]
起点がある三重県尾鷲市中心街から勾配が大きい坂道で高度を上げ、クチスボダムがある又口川や、[[熊野川]]水系の支流である古川が造る渓谷崖に沿って道路が走る<ref name="渡辺2008p19"/>。
 
奈良県に入ると、古川にある坂本ダムや池原ダムがつくるダム湖(池原貯水池)の沿岸に沿って、山肌を張り付くように道路が走る<ref name="渡辺2008p19"/>。池原貯水池に架かる備後橋のたもとで林道備後川線が分岐し、さらに進むと池原ダム本体の上を国道は走り、その数百m先で[[国道169号]]と合流する<ref name="渡辺2008p19"/>。
 
国道169号から分岐する上池原交差点から明神池までの区間は大きな高低差があり、大きなヘアピンカーブがあるつづら折れで高度を稼ぐ<ref name="渡辺2008p18"/>。下北山村から十津川村の村境にある白谷トンネルを前後して、集落がない谷筋の断崖路が続く<ref name="渡辺2008p18"/>。
 
=== 通過する自治体 ===
* [[三重県]]
== 参考文献 ==
* {{Cite book|和書|author=佐藤健太郎|authorlink=佐藤健太郎 (フリーライター)|year=2014|title=ふしぎな国道|publisher=[[講談社]]|series=講談社現代新書|isbn=978-4-06-288282-8|ref=harv}}
* {{Cite journal |和書|author =松波成行|author2 =渡辺郁麻<!--|author3 =金町ゴールデン|author4 =大山顕|author5 =dark-RX|author6 =古澤誠一郎-->|title =国道418425号 |date =2008-03-20 |publisher =[[イカロス出版]] |journal =酷道をゆく |pages=14-19|ISBN=978-4-86320-025-8|ref =酷道をゆく }}
* 『マップル広域版-全日本道路地図』[[昭文社]]. 1992年5月第10版. ISBN 4-398-30030-9
 
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