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=== 日本の英語事情 ===
{{See also|日本における英語}}
日本では、[[義務教育]]である[[中学校]]と小学校5・6年生で英語[[必修教科|必修]]科目となっているが、主に非受験英語話者教師という言葉指導す[[入学試験]]制覇を目的としたように読解テストであり力が特に重視されていて広く社会に英語会話が根付いあまり教えられていないこともあってため、受験期を過ぎると英語に接する機会が少なく、非英語圏先進国やアジア域内諸国と比べても通用度は低い。
 
[[江戸時代|江戸]]末期にアメリカやイギリスからの使節と交渉する必要が生じ、日本での英語の歴史が始まった。[[ジョン万次郎]]が著した日本最初の[[英会話]]教本には、(日本語とは語順の違う)英文の意味を取りやすいよう、[[漢文]]のような返り点が打たれていた。[[第二次世界大戦]]中は、[[敵性語]]として排斥されていた時期もあった。今日、日本における英語は依然第一外国語であり、[[科学技術]]や諸[[制度]]の吸収のための手段や[[通商]]の道具([[商業]]英語)という位置付けである。
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[[高等学校|高校]]・[[大学]]受験、[[各種学校]]の必修・選択単位取得においては、英語を[[読解]]する能力が重視され、英文和訳を中心とした授業(いわゆる[[受験英語]]の学習)が行われている。日本語での出版活動が盛んで、多くの英語の書籍が日本語へ翻訳されることから、日常生活で英語の読解に迫られることはあまりないが、職種によっては英文文献の読解が必要となることは少なくない。そのため、専門分野の英文の理解はできるが、日常会話の経験はなく、英会話に苦手意識を持っている日本人は多い。
 
日本では、非[[都市]]部を中心に英語会話能力を特殊技能と見なす傾向が認められる。日本では大学の講義が英語ではなく日本語で受けることができること、英語を母語とする人が1%未満であるなど複合的な要素によって、日本国内では特定の業界や職種を除き、英会話の必要性が乏しいためである。一方、東京・大阪・神戸などでは英語話者の[[コミュニティ]]が形成されている他、[[在日米軍|米軍]]が29都道府県に駐留している。また、英語放送局も存在する。日本の案内標識は英文併記が多い。
 
==英語に関する資格試験==