「酸化チタン(IV)」の版間の差分

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== 注釈 ==
{{Reflist|group="注釈"|refs=
<ref name=estradiol>17β-エストラジオール(E2)は[[魚類]]体内において[[エストロゲン]]([[女性ホルモン]])として振る舞う。また、魚類は鰓や皮膚で常に直接水と接触しているため、環境水中のエストロゲンやエストロゲン様物質の影響を受けやすい。このため、環境水に溶け込んだE2に魚類が被爆するといわゆる[[内分泌かく乱]]が起こりやすく、オスの魚類生物のメス化を引き起こす。E2が原因と考えられている水圏環境汚染の事例はいくつか報告されている。例えば、1980年代前半にイギリスの下水処理場放流先河川から雌雄同体化した[[コイ科]]の[[ローチ (コイ科)|ローチ]]が頻繁に見つかり、下水処理水に含まれるE2などの天然エストロゲンなどの化学物質が主な原因と考えられた。日本で平成10年から4年間行われた、全国109水系の一級河川でのエストロゲン汚染の実態把握調査では、E2濃度は最高27ng/L検出され、E2が検出された水系は全体の72%だった。(出典:田中宏明; 山下尚之 (2005). "し尿に由来する河川のエストロゲン汚染と魚類の雌性化". ''J. Natl. Inst. Public Health'' '''54''' (1): 22–28。http://www.niph.go.jp/journal/data/54-1/200554010005.pdf)</ref>
<ref group="注釈" name=PDT>'''光線力学療法'''(({{lang-en-short|photodynamic therapy:PDT}})とは、光照射による活性酸素種({{lang-en-short|reactive oxygen species:ROS}})の生成現象を利用するがん治療法の一つであり、新しい技術としてよく研究されている。典型的なPDTはポルフィリンIXのような光反応性のROS合成物質及びそれを活性化させる何か、典型的にはレーザー、を組み合わせた治療法である。PDTは、細胞の損傷もしくは死滅を引き起こすROSが生成されることにより効果を発揮する。しかし、レーザー照射範囲が限られるために、PDTの医療利用は皮膚がんの場合に制限されている。出典: Baozhong Zhao; Yu-Ying He (2010). " Recent advances in the prevention and treatment of skin cancer using photodynamic therapy". '' NIHPA Author Manuscripts'' '''10''' (11): 1797–1809。http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC3030451/</ref>
}}