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== 歴史 ==
*[[1722年]] - [[オランダ]]人の探検家[[ヤーコプ・ロッヘフェーン]]に確認される。
*[[1768年]] - [[フランス]]人航海者[[ルイ・アントワーヌ・ド・ブーガンヴィル]]が上陸する。
*[[1860年]] - [[アピア]]が[[捕鯨船]]の[[補給港]]として栄え、[[ドイツ]]、[[イギリス]]、[[アメリカ合衆国|アメリカ]]が勢力を競う。
*[[1892年]] - [[国際日付変更線]]の西側から[[アメリカ合衆国]]と同じ東側に移行、[[UTC-11]]となった。
*[[1899年]] - [[ドイツ]]が
*西サモアでは、このころ第1次[[マウ運動]]と呼ばれる独立運動が起きる。
*[[1919年]] - [[ニュージーランド]]を施政権者とする[[国際連盟]][[委任統治
*[[1919年]] - [[スペインかぜ]]の流行で人口の22%を失う。
*[[1926年]] - 第2次[[マウ運動]]の勃発。
*[[1929年]] - [[ニュージーランド]]軍がサモア人群衆に発砲し、4人の大首長(タマ・ア・アイガ)のひとり[[トゥプア・タマセセ・レアロフィオアッアナ2世]]が死亡する(黒い土曜日事件)。
*[[1945年]] - [[国際連合]][[信託統治
*[[1962年]] - 独立。国名「西サモア」。
*[[1970年]] - [[イギリス連邦]]に加盟。
*[[1997年]] - 国名を現在の'''サモア独立国'''に変更。
*[[2009年]]9月7日 - [[自動車]]の通行方式([[対面交通]])を、従来の右側通行から新たに左側通行へ変更<ref>{{Cite web|url=http://news.bbc.co.uk/2/hi/asia-pacific/8240992.stm|title=Samoan cars ready to switch sides(サモアの車左側通行へ準備)|publisher=[[英国放送協会]]|language=英語|accessdate=2009-09-08}}</ref>。これは同国の自動車普及において、左側通行の[[オーストラリア]]やニュージーランドが地理的に近いため、それらから右ハンドルの[[中古車]]を輸入することが低コストになるということが大きな理由とされる。
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== 政治 ==
[[File:Samoa - Apia Govt buildings.jpg|thumb|首都[[アピア]]の政府庁舎]]
政体については諸説あり、[[選挙君主制|選挙]][[立憲君主制]]と見なす場合<ref>日本の[[外務省]]など。</ref>と、憲法を厳密に解釈し[[共和制]]と見なす場合がある。
議会は[[一院制]]で、サモア語で''Fono''と呼ばれる。議員の定数は49名で、任期は5年である。47名は、サモアの伝統的指導者層である首長(マタイmatai)から選ばれ、残り2名は欧米系などの移民の代表として選ばれる。[[サモアの首相|首相]]は、立法議会の議員の過半数により選挙された国会議員が、[[元首|国家元首]]である[[オ・レ・アオ・オ・レ・マーロー]]の任命により就任する。
オ・レ・アオ・オ・レ・マーロー(国家元首)の定員は1名。任期は5年間。立法議会による選挙で選ばれる。憲法の規定では、立法議員の被選挙権を有する者は誰でも、オ・レ・アオ・オ・レ・マーローの被選挙権を有するものとされているが、実際には、サモア社会で特別に高い権威を有する4家の[[大
複数政党制に基づく民主政治が機能しているが、1982年の総選挙以来、全土で圧倒的な知名度と影響力を持つ[[人権擁護党]](HRPP)が圧倒的な多数票を獲得して勝利を続け、長期政権を担っている([[一党優位政党制]])。
== 地方行政区分 ==
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== 地理 ==
[[ファイル:Samoa islands 2002.gif|thumb|300px|サモア諸島]]
ニュージーランドの北2,300 km、[[ハワイ州]]の南3,700kmの[[南太平洋]]上の[[サモア諸島]]に属し、広さ2,935 km²(日本の[[鳥取県]]より少し小さい)の島国である。東には[[アメリカ領サモア]]を挟んで[[クック諸島]]、南に[[トンガ]]、そして北にはニュージーランド領の[[トケラウ
主に[[サバイイ島]](面積1,700 km²)と[[ウポル島]](1,115 km²)の2つの大きな島などで構成されている。大きな2島は18kmの[[海峡]]を挟んでいるが、その間には2つの小島([[マノノ島]]と[[アポリマ島]])がある。[[サバイイ島]]と[[ウポル島]]はともに火山島であり、[[サバイイ島]]にある最高峰[[シリシリ山]]は標高1,858mである。海岸地帯には[[サンゴ礁|珊瑚礁]]が発達している場所もあるが、急激に300メートル以上の海崖の場所もある。
== 経済 ==
[[経済]]的に[[生産]]されるものの80%以上が[[自給]]用である。[[農業]]と[[沿岸漁業]]中心で、[[コプラ]]や[[タロイモ]]などを生産している。なお、ニュージーランドや[[アメリカ合衆国]](
▲[[経済]]的に[[生産]]されるものの80%以上が[[自給]]用である。[[農業]]と[[沿岸漁業]]中心で、[[コプラ]]や[[タロイモ]]などを生産している。なお、ニュージーランドや[[アメリカ合衆国]]([[ハワイ州]]・[[カリフォルニア州]])には国内人口をはるかに上回る規模のサモア人が居住しており、彼らからの送金が経常収支の莫大な赤字を埋めている。
=== 情報・通信 ===
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[[File:Samoa Familie.JPG|thumb|サモアの家族]]
[[File:Fale on Manono Island.jpg|thumb|マノノ島の家]]
サモアは人口の80.4%が肥満である。その理由として元来の[[ポリネシア人]]の太りやすい体質に加え、サモアでは太っている方が評価されていたことがある。近年は教育の普及で、健康的な体格に気付きはじめた。「痩せたい」と言う人が続出、ダイエットが大ブームとなっている。また、食事の前に噛みかけのガムを顔のどこにでも貼り付けて、済んだらまた噛みかけのガムを噛む、というのがサモアの常識となっている。甘さが残っているのに捨てるのはもったいないから、だという。<ref>テレビ東京『ありえへん世界』~99%行かない国!?世界の秘境SP~ 6月6日午後6:30~8:54 「南太平洋に浮かぶ島『サモア独立国』~顔に付ける"ありえへん謎の物体"とは!?~」 番組内の説明より抜粋</ref>
===民族===
[[サモアの国民]]は、9割以上が[[ポリネシア]]系の[[サモア人]]である。サモア人とヨーロッパ人や中国人との[[混血]]が7%程度、また1%に満たない程度のヨーロッパ人がいる。
===治安===
サモアは一般的に「安全な国」と言われるが
===習慣===
[[母系制|母系社会]]で、村落ではマタイ(村落の首長)・チーフ・牧師を除けば男性の権限は強くない。夫婦の絆は[[一夫一婦制]]で不倫は少ないが潔く夫を変えてしまうことはある。フリーセックス的感覚はあるが、複数の異性と交わると激しいバトルになり、正々堂々と白黒をつける。こそこそ複数の異性と交わる行為を“クレージーセックス”と揶揄される。近年、貨幣経済の浸透でモラルは欧化している。
母親は多産で子どものしつけは厳しく、家事を厳密に割り当てる。母親は[[女王蜂]]のように肥満化して君臨し、子は独立するまで家事を助け、横になった母親の体を拭いたりもんだりして面倒をみる。長女が夫を迎え、婿入り婚が多くみられる。食事は、客や主人(男)が先に食べ、その間、若者や子供は蝿を追ったり飲み物を用意したりで、幼児を除き食物を口にすることはない。残された食事を子供や同居人が食べ、最後は豚や犬、鶏が食べ、残飯はなく
===言語===
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===宗教===
[[File:Catholic church in Samoa-2.jpg|thumb|首都[[アピア]]のカトリック教会]]
宗教は、[[キリスト教]]が97%
== 文化 ==
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{| class="wikitable"
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=== 音楽 ===
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== 脚注 ==
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== 関連項目 ==
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== 外部リンク ==
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{{Wikivoyage|Samoa|サモア{{en icon}}}}
*政府
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*日本政府
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*観光
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*その他
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{{オセアニア}}
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