「砂の女」の版間の差分

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:なお年齢は、本文中、「仁木順平、三十一歳」と書かれているが、最後の「催告」と「審判書」では、「昭和2年3月7日生」(1927年3月7日生)となっており、失踪時の昭和30年(1955年)8月には28歳に当り、矛盾している。英訳版では1924年(大正13年)生となっている<ref name="note16"/>。
;老人
:漁師らしい老人。なめしかけの兎の皮のような頬。充血した眼にめやにが厚くこびりついている。村長らしき男
;女
:30歳前後の、人の好さそうな小柄の女。浜の女にしては色白。笑うと左の頬にえくぼが浮び、愛嬌のある顔だが、眼のふちが眼病で赤くただれている。去年の大風で夫と中学生の一人娘を亡くした。