「いじめ」の版間の差分
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== 定義 ==
=== いじめ認定の要件 ===
学校や
中学1年生についての[[国立教育政策研究所]]追跡調査(2004-2009)<ref name="tsuiseki04">[[国立教育政策研究所]][[生徒指導研究センター]] [http://www.nier.go.jp/shido/centerhp/ijime2004_06/ijime2004_06.files/6_tyosa.pdf いじめ追跡調査2004-2006]</ref><ref name="tsuiseki">[[国立教育政策研究所]][[生徒指導研究センター]] [http://www.nier.go.jp/shido/centerhp/shienshiryou2/3.pdf いじめ追跡調査2007-2009]</ref>によれば、半年後まで続くような週1回以上のいじめ事例は半分以下で、一般的イメージとは異なり、いじめる生徒・いじめられている生徒は短期間で入れ替わっており、固定的な「いわゆるいじめられっ子(いじめられやすい子供)」や「いじめっ子(いじめやすい子供)」も存在しないとされた<ref name="tsuiseki" />。また、同じ学校・同じ年度の生徒であっても学年が進むにつれていじめの数が大きく増減しており、「いじめが起こりやすい学校・年度」のようなものはなかった。したがって、「いじめが起きやすい学校とそうでない学校、いじめが起きやすい学年とそうでない学年
ある行為が「いじめ」であるかどうかの判定は極めて困難であり、むしろその区別にこだわり過ぎているという指摘もある。1994年の[[愛知県西尾市中学生いじめ自殺事件]]で自殺した生徒の父は「いじめかどうかは重要ではありません。その行為はいじめではない、と言われたら子供だって安心する。教職員を含めてみんな面倒なことは避けたくて、いじめではないことを心のどこかで望んでいるのかもしれません。でも本来は、仲間はずれにされたり、傷つけられたり、『ウザい』『キモい』とけなされたりする行為そのものが問題なはずです。定義が曖昧ないじめという言葉は、教委や学校が責任を逃れるための隠れ蓑になっているのではないでしょうか」と語っている<ref>{{Cite book|和書|author=共同通信大阪社会部|authorlink=|year=2013|title=大津中2いじめ自殺|chapter=|series=PHP新書857|publisher=|pages=147|isbn=9784569812229}}</ref>。
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