「横山光輝」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
編集の要約なし
43行目:
[[アニメ]]化された作品も多く、『鉄人28号』で巨大[[ロボットアニメ]]、『魔法使いサリー』で[[魔法少女アニメ]]の歴史が始まったと言われ、分野の先駆け的存在となった。
 
1991年、『三国志』により第20回[[日本漫画家協会賞]]優秀賞を受賞。受賞作『三国志』は、[[1971年]](昭和46年)から[[1986年]](昭和61年)までの15年の時間を要し、全60巻(文庫版は全30巻)というスケールで[[劉備]]登場から[[蜀|蜀漢]]の滅亡までが描かれた大作である(その偉大さを称えてファンや関係者から「漫画界の万里の長城」という呼び名が与えられている)。『水滸伝』『三国志』以降、横山は日本や中国の[[歴史漫画]]中心に力を注ぐことになる。中には『長征』のような近代中国史を描いた作品もある。それ以降から、手塚治虫が「漫画の神様」と呼ばれたのに対して、歴史漫画に全力を注いだ横山は、同業者や読者から『鉄人28号』にちなんで、「'''漫画の鉄人'''」と呼ばれるようになった。
 
=== 晩年 ===