「単位胞」の版間の差分

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'''単位胞'''(たんいぼう、Unit cell)とは、[[結晶]]中の[[結晶構造|空間格子]]の格子点がつくる平行6面体のうち、空間格子の構造単位として選ばれたものである。'''単位格子'''と言うこともある。つまり、単位胞は結晶構造の周期パターンの単位となる平行6面体であり、結晶構造は単位胞の敷き詰めで表現される。
 
[[Image:Celda unitaria1.jpg|thumb|'''空間格子'''と'''単位胞'''<br />a,b,c,''α'',''β'',''γ''は'''格子定数''']]
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多重単位格子には[[体心格子]]、[[面心格子]]、[[底心格子]]が含まれる。
 
ある空間格子が存在するとき、格子点に違いがなければ一つの空間格子に対して複数種類の単位胞を設定することが可能である。実際の結晶では、つまりイオン結晶などでは格子点に異なる[[原子]]・[[分子]]等が配置されるため単位胞の選択に対して[[対称性]]・[[並進対称性|並進性]]に関する制約が発生する。
 
== 関連項目 ==