「反響定位」の版間の差分
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<!-- 水中 -->
=== クジラ ===
水中では、一部の[[クジラ目|クジラ]]類が反響定位を行うことが知られている。[[ハクジラ亜目|ハクジラ]]類は頭部に[[メロン (動物学)|メロン]]という脂肪組織のかたまりをもち、これが[[鼻腔]]で発した音波を屈折し収束させる[[レンズ]]として機能し、指向性の高い音波の発信にかかわるといわれる。音波の受信は、眼の後方にある[[耳#外耳道|耳孔]]ではなく[[下顎骨]]を用いて行い、ここから[[骨伝導]]で内耳に伝えられる。クリック音といわれる超音波を発し、これによって反響定位や、仲間との交信を行っている。一説によれば、1,000km離れた仲間ともやり取りできるともいわれる。
▲[[image:Delfinekko.gif|center|ハクジラの反響定位の説明図]]
<!-- 土中 -->
=== 反響定位をしない例 ===
土中で生活する[[モグラ]]なども聴覚が発達しているが、反響定位のような使い方はしないようである。
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