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File:Japanese - Smoking Set with Masks - Walters 7381.jpg|根付と煙草入と煙管筒
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多くの[[時代劇]]等で煙管は重要な小道具として登場することが多いが、[[16世紀]]以前の話登場すれば全くの嘘であり、16世紀以後でも喫煙人口の少なは伝来して古い時代に庶民が立派煙管を持っているのもおかしい。また武家や商家などでは、贅沢の禁止と防火の意味から使用人には喫煙を禁止することもあり、誰もが煙草入れをぶら下げていたわけではない。
 
[[武士]]の場合はステータスシンボルと同時に自分の志の表現として、特別に自分の好みを施した煙管を注文したりした。[[明治維新]]後に[[廃刀令|刀の携帯が禁止]]されたので、護身用にと[[鉄扇]]ないし重量のある鉄の煙管を持ち歩く[[士族]]達もいた。
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時代劇及びここから派生した時代物の劇画では、登場人物の[[ヤクザ]]や武士等が咥え煙草を動かしたり、煙草盆に叩き付ける仕草をする。特に[[ヤクザ映画]]等では、煙管を口に銜えたまま振ったりと、親分の意思表示の小道具に使用される。例えば、銜えたままの煙管の雁首を上げることは、強く噛み下唇を突き出す怒りや不快感の表情を強調するなどであるが、この他にも煙草盆に強く叩き付ける(灰を捨てる)動作で、休息を取り止め行動に移るなど気持ちの切り替えを表す。またこれ以外にも身近な棒状の道具として、手に持ったり銜えたりした煙管を振るなどの動作で配下に対して、[[指し棒|指示棒]]のように指示を出したりした。
 
なお、21世紀において[[嫌煙]]が常識化すると、時代劇において喫煙シーンおよび煙管が登場することがほとんどなくなったが、これもまた別な意味での間違いである。
 
== 現代の煙管 ==