「ダルムシュタット夏季現代音楽講習会」の版間の差分

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== シェファー時代 ==
[[ファイル:Orangerie in Darmstadt-Bessungen (Germany).jpg|thumb|right|200pix|オランジュリー(ダルムシュタット)]]
2008年でゾルフ・シェーファーは引退、2010年度よりトマス・シェファーが就任し、講師陣の若返りが話題となった。かつてのクラーニヒシュタイン音楽賞受賞者の[[ジェイムズ・ディロン]]やイギリスで著名な[[藤倉大]]を招聘するなど、システムの更新が行われ続けているため、「世界でもっとも著名な現代音楽講習会」であることは変わっていない。受賞者の面子を見る限りでは、エレクトロニクスへの示唆が必修になっている。これもシェーファー時代とは異なる。
 
かつてのダルムシュタットと違い、飛び入り参加やゲリラライブのような類はかなり縮小を余儀なくされており、何が可能で何が可能でないのかが、公式サイトには事細かに述べられている。
 
[[ファイル:Orangerie in Darmstadt-Bessungen (Germany).jpg|thumb|right|200pix|オランジュリー(ダルムシュタット)]]
会場は町外れの[[高等学校|高校]]を借り切って行われる(給食設備も含む)。演奏会場は[[オーケストラ]]や大アンサンブルなど規模の大きなものは高校付属の[[体育館]]、小規模の室内楽演奏会はより音響が良く美しい建物であるオランジュリーで行われ、講習会学生のほか一般にも公開される。
 
シェファー時代もシュティペンディウムは存在するが、シェーファー時代のように次の講習会へのアドヴァンテージを与えられるということは一切なくなっている。
 
== 備考 ==