「不確定性の音楽」の版間の差分

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===記録-再生において===
CD・テープなどの記録媒体を再生しても再生装置の構造や音響的な環境によって完全に同じ再生結果にはならない。これは、テープ作品([[電子音楽]]など)やコンピュータのリアルタイム処理を利用した作品の演奏(再生)では大きな問題である。

狭義において現代音楽の文脈で言うのは「不確定性の音楽」であり、通常の用語法ではこれを指している。ただし「不確定性」という語を非常に広く捉えた場合は、以上のような「広義の」事柄に焦点が当てられる場合もある。[[高橋悠治]]が「カフカ・夜の時間」ほかの書物で再三指摘する「音色は管理不可能」という発言も、広義の「不確定性」を指している。
 
==参考文献==